ムッキーの初老日記
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2003年04月21日(月) |
結婚記念日は山田うどんへ。 |
山田うどん。
関東在住の方ならご存知だろう。 国道走行中に、何度か見たことがあるのではないか。 とにかくメチャ安な食堂だ。 うどんは一杯250円、一番高いセット物でも850円という安さ。
どうしてそんな山田うどんに憧れているかと言うと もう20年以上前だったか・・・ 所ジョージさんが雑誌に書いていた。
「仕事帰り、所沢までの道すがら 小腹がすいたら山田うどんでうどんをすする。 これがまたフツ〜で美味い。」
たったその一文だけで、私は見たこともない山田うどんに強く憧れた。 山田うどん。フツ〜で美味いのか。食べてみたいなあ。 名前がまたいい。 山田うどん・・・。ふつう。
その後免許を取って、あちこち車で歩くようになり ある日私は発見した。
「あ!山田うどん!」
初めて見る山田うどんは 国道沿いによくありがちな、ホントにうらぶれたうどん屋だった。 女一人ではちょっと入れない雰囲気。
いつか。 いつか入ってうどんを食べよう。
そう思ってるうちに月日は流れ、山田うどんは店舗が増えて行き 20年たった今では、外観もどんどんキレイになって トラック乗りの店から(今もそうらしいが)ファミリーの店へと変貌を遂げていた。 でもなかなか入る機会もなく、今日に至る。 嗚呼、憧れの山田うどんに入れる日はいつ。
先日オッサン君と笠間市に行った時、山田うどんを見かけた。 その時私はひらめいた!
「オッサン君!もうすぐ結婚記念日だね。私お願いがあるんだけど。」
「え!なんだよ怖いな、高いモンはダメだかんな。」
「私さ、結婚記念日には山田うどんで ご飯が食べたいんだけど、連れてってくれないかね。」
「Σ(゚▽゚) や!山田うどん〜!?うそだろ!?」
私は20年間の山田うどんに対する熱い憧れの気持ちを とうとうとオッサン君に話して聞かせた。 オッサン君は泣き笑いになりながら聞いていたが
「よしわかった!君の夢はこの僕が叶えてあげるよ!」
と、錦織健のような声で約束してくれた。
遂に憧れの山田うどんに! その日は近い!
◆◇フックン・ヤックン・オッサンクン◇◆
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ムッキー
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