ムッキーの初老日記
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友達のAちゃんが先日ウチにやって来た。 Aちゃんは、ウチから車で5、6分の所にある病院に通っているので 病院に来た日に時間がある時は、ウチによってくれるのだが いつももの凄い遠回りをしてウチに来る。
「そんな遠回りをしなくても、こうこうこう来れば5分なのに。」 「だって、わかんないんだもん!」
だからクルマで先導してあげたり、地図を書いてあげたりもした。 何度も。 でも覚えない。
いい加減にしろよA!覚える気が無いのかA! 何回教えたと思ってんだ!そんな複雑な道でもあるまいし ポケーっとしてっから覚えないんだよ!
温和な(?)私が遂にキレた。
だが、覚える気が無いのも、ポケッとしてるのも事実なのだが その上にAちゃんは、極度の方向音痴なのだった。 私の助手席に乗って、ここ7年で同じ道を100回は通ってるだろうに 未だにウチから馴染みの古本屋へ行く道がわからないと言う。
「カーナビって、何しに使うのかと思ってたけど Aちゃんみたいな人のためにあるんだねえ・・・。」
「うん、そうだねえ。」
「今度クルマ買ったら、カーナビつけなよね。」
「いやー、いらないよ。」
「へ!?なんでよ。付けて少しは道覚えなよ。」
「だって、使い方覚えられないもん♪」
Aちゃんは、極度の方向音痴と一緒に 極度の機械音痴も併発していたのだった。
◇◆ご存知オッサン君◇◆
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ムッキー
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