ムッキーの初老日記
DiaryINDEXpastwill


2002年12月25日(水) ありのままの自分でいられますか?


クリスマスだし、もう午後3時過ぎたし
年に1回くらいこういうこと書くのにはいいタイミングか。


私がオッサン君と結婚した理由は1つしかない。
ありのままの自分でいられるから。

私は初めから「付き合おう」と言って彼氏彼女になった事が一度もない。
まずは友達。
それから、まあそう何回もないが、彼に発展する、というパターン。

友達段階の時に、「オマエって、黙ってればいいのにな。」と
いろんな人に、何度となく言われた。
でも黙ってたら、それは「私」じゃないじゃないか?
彼女は、いつもニコニコしてて、女の子らしいカッコして
髪がサラサラロングで、自分の言う事素直にハイハイ聞けばいいのか?

私はいやだ。
それはその人の描く「彼女像」であって、別に私じゃなくてもいいってことだ。

例えば、前の彼は、ものすごくオシャレな人だったが
外見にこだわりすぎて、人にもそれを要求する人だった。

私は一重まぶたで、今はどうでもよくなったが
昔は二重になりたかった。
ある日、何気にその話を彼にした。

「ああ、二重になりたいなあ。お金ためて整形しようかな?」

ほんの冗談だった。でも彼は

「いいねえ。すれば?整形。二重のほうが絶対いいよ!
やっぱり一重より二重だよ。」

と、本気で整形を勧めてきた。
そんなに二重がいいなら二重の子と付き合えばいいのに。

この彼はその他にも、私の持つもの、着るもの、うるさく干渉した。
私がブランド物に全く興味がないのは、この時の反動もあると思う。





そんな時にオッサン君と出会った。
オッサン君は、会社の同僚の友達だった。

夏のある夜、同僚やその友達7、8人で、海へ花火をしに出かけた。
手持ちの花火をやっている時、私はあんまり花火がキレイなので
花火を持った手をグルグル回しながら

「ひゃっほう!」と言って砂浜を駆け回った。

「またムッキーがふざけてるよ」と皆が笑った。
後で聞いたら、そんな私を見てオッサン君は
「おもしれえ女だなあ。こういう女がいいな。」と思ったと言う。

その後、紆余曲折を経て、オッサン君と私は付き合いだしたが
私は一度も、自分のことについて、ああせいこうせいと言われたことがない。


試したわけじゃないが、一度「二重にしようかな」と言ってみたら
「気持ち悪りい!顔のバランスが変わっちゃうじゃん。」
と言われた。

髪の毛だけは、長い方がいいと言われ伸ばしてみたが
イマイチ似合わないのでバッサリショートにしても
「しょうがねえなあ」と笑っただけだった。


ふざけたければふざければいいし
わははと笑いたければ笑えばいい。

年を取るのも太るのも痩せるのもどうでもいい。
器がどう変わろうが、私が私であればいい。



私はオッサン君といる時が、一番のびのび出来る。
ありのままの自分を受け止めてくれる人と出会えたことは
宝くじに当たったような幸運だと、今でも思う。




誰かのサイズに合わせて 自分を変える事はない
自分を殺すことはない ありのままでいいじゃないか
全てのボクのような ロクデナシのために
この星はグルグルと回る
劣等生でじゅうぶんだ  はみだし者でかまわない
     「ロクデナシ」 by The Blue Hearts





↑投票ボタン。押してくれると非常に嬉しい。


◇◆オッサン君の独り言◇◆

12/25 勝ちT。大掃除用の雑巾になり活躍。

12/24 いかりや長介が4 times championに見えた。

12/23 歌サンは初めて見た時から変わらず年寄り。

12/22 俺は隆一となんかザクりたくない。

12/21 頭のいいヤツは15年ぶりの再結成に参加してないニャン。

12/20 宅配ピザは味や値段より店員の態度で決める。

12/19 ムッキー風邪でダウン。おっさん君餓死寸前。

12/18 池波志乃の伊達巻きのCMって今やってないの?


ムッキー

My追加