ムッキーの初老日記
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2002年11月12日(火) |
言う事を聞かないオッサン君 |
私のオット、通称オッサン君は 私の言う事を全然聞かないで、いつも後悔ばかりしている。
「こうしたほうがいいよ」とアドバイスしても 「えー、いいよ」 とか 「そうけー(そうか?の意)」と言っては失敗し
「言うこと聞いときゃよかった・・・(゚- ゚ )・・・」と悔やんでばかりいる。
なのに懲りもせず、また忠告を無視し失敗を繰り返すので 最近は私も、一回言って聞き入れないことは 「あ、そう」と言って、放っておく事にしている。
一昨日、オッサン君は風邪を引き込み 鼻が詰まって咳が出ると言うので
「マスクを湿らせて付けるといいよ。鼻が詰まってると口呼吸になって ますますノドが乾燥してヒリヒリするから。」
とアドバイスしたのに
「えー!冷たいし、濡れてるマスクなんか気持ちワリィからヤダよ。」
と、小憎らしく言う事を聞かず、普通にマスクをして就寝し 案の定、翌朝(昨日)には益々ノドがヒリヒリになり、風邪が悪化していた。
せっかくの誕生日だというのに 私はオッサン君の看病に明け暮れる事になってしまった。
大体、私は扁桃腺もちで風邪を引きやすく 人生の風邪回数はオッサン君の10倍にはなると思われる。 そんな風邪大臣のアドバイスが、有効でないわけがないではないか。
私だってオッサン君の得意分野のことは ちゃんと相談するし、素直に忠告を聞く。 なのにヤツは私の言うことは 何度悔やもうとも、まるで聞かない。
「まったく、ちっとも人の言うことを聞かないで。 反抗期の若者のようなヤツだよ。憎らしいね。 親の意見と冷や酒とムッキーのアドバイスは、後から効いてくるんだよ。」
昨日は、益々風邪を悪化させたヤツがボーっとしてるスキに 水で湿らせたマスクを、まるで口減らしのように顔に無理矢理乗せてやった。
「つめてー!」だの「息苦しい!」だの散々文句を言っていたが すぐに水マスクは体温で温まり、呼吸も楽になり ヤツは深い眠りに落ちていった。
今朝。
「どうよ、ノドの痛みは」と聞くと
「うん、そういえば痛くない・・・。ラクだ。」との事。
ほらね。また思い知ったようだ。 だがきっと、これからも私の言う事は一回では聞かないのだろう。
それが、オッサン君というものなのだ。
ムッキー
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