ムッキーの初老日記
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先日の日記に出てきた鹿嶋在住の親友、Ｋ子ちゃん。
そしてその夫君の、こちらもＫちゃんの「ＫＫ夫妻」は素晴らしい。
夫Ｋは、私の友人のご主人方のなかでもハンサムなほうで
「ベスト・オブ・友達のダンナ」だと思う。
なのにこの夫Ｋ、全くと言っていい程「かまわない」人なのだ。
我は我、人は人。
ゴーイング・マイ・ウェイ。
人が何しようと構わないかわりに、自分のことをとやかく言われるのも大嫌い。
以前ＫＫ夫妻宅に遊びに行った時のこと、
「もうすぐムッキー夫妻が来るから着替えてね。」
と夫Ｋに言い残してちょっとコンビニまで買い物に出たそうだが、
私達が着いた時夫Ｋはパジャマに腹巻までつけた姿でＴＶゲームに興じていた。
いや、私は全然飾らないこんな夫Ｋが大好きなのだが
Ｋ子ちゃんはいつも嘆く。もうちょっときちんとして欲しいと。
これは、そんなＫ子ちゃんから聞いた話だ。
夫Ｋは数日前からお尻に違和感を感じていた。
はっきり言えば肛門に、である。
先日どうにも気になってしょうがない夫Ｋは、Ｋ子ちゃんに
「おいＫ子、ちょっと肛門が痛いんだよ。どうなってるか見てくれよ」
と言い、おもむろにズボンをさげ、ビックリしているＫ子ちゃんの面前に
裸のお尻をむけだのだという。
いくら夫のモノとは言え、肛門科の医者でもないのに
人の肛門を、しかも何か問題があるかも知れない肛門を、
イキナリ見せられたＫ子ちゃんは、思いっきり脱力したそうである。
私はこの話を聞いて転げまわって死ぬかと思う程笑ったが
良く考えれば、こんなすごい夫婦愛はないと思った。
普通なら最も人に見せたくないであろう体の部分、肛門を
何のためらいもなくツマの前にさらけ出せるオット。
素晴らしい。
私は出来ない。オットに聞いたところ「俺も出来ない」と言った。
負けた。完敗だ。
「で、そのとき肛門はどうなってたの？」と聞いたら
「ちょっと切れていた」そうだ･････。
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