ムッキーの初老日記
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ここのところずっと、実家の引越しを手伝っていた。
小物の整理、梱包からだんだん大きくなっていき 昨日は主な家具などを新居に運び込んだ。
こんな初老な私でも、引越しヘルプメンバーのなかでは 一番若かったので、 「さすがだねー」 「若い人にはかなわないねー」 の言葉についつい乗せられイイ気になって やっさかやっさかと動いてしまった。
『そのメンバーのなかで一番若い』という状況は 人を必要以上に活性化させるものらしい。
「ねえムッちゃん、ちょっとこれさぁ」と呼ばれ 「ハイ?」っと若々しく振り返ったその時、
背中の、どこかよくわからないところが
『ピキ!』っと音をたてて壊れた。
いででででで(゜□゜)!
その後、私の動きは止まり 背中を押さえながら年寄りたちのうしろで 軽い物を細々と運ぶ事になった。
「まったく、若いのにヤワだねえ」 「普段運動しないからだなそりゃ」 「痩せたほうがいいんじゃないか」
と口々に罵られながら。
さっきまでさんざん若いと褒めてたくせに 手のひらを反したようなこの仕打ち。 この転落人生。
そういえば先日も、ものを落として急にしゃがんだら 膝がペキ!っとなってしばらく痛かった。
オヤジのように傘でゴルフのスィングをしたら 肩甲骨の内側に電気が走った。
教訓
初老は急に動いてはいけません。
ムッキー
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