蓮様の軌跡

2005年12月23日(金) 天皇誕生日おめでとう

(この日記は、平成18年1月8日に書いた日付詐欺日記です。あらかじめご了承ください。)(無法地帯)





今日は天皇の誕生日である。
だからと言って、とくに何がめでたいと言うわけではなく、むしろその天皇誕生日のせいで私は非常に迷惑被っているといっても決して過言ではない。
今日は普通の平日であれば、私が11時から8時まで働かなくても良かったのだ。天皇よ、なぜクリスマスイブの前日に誕生なさったのか。なぜ10月27日に誕生なさらなかったのか。(あれ?自分の誕生日だコレ)(自分の誕生日を祝日にしようとしてる)



とにかく、昨日の日記にも書いたように私は今日も8時間勤務をしなければならない。




11時入りだった私は適当に1時間働き、俗に言う昼ピーに突入した頃S嬢が颯爽と現れた。




これがS嬢とかぶる最後のシフトになると分かっていたら、もっとS嬢と遊んで最後の思い出をつくってやれたのに。この日がS嬢の最後のシフトになるなんて、予想だにしていたなかったのだ。悔やまれてならない。




店はきのうより若干忙しいくらいで、暇であることには変わりなかった。
鬼のような形相で「みんな仕事して!暇なら、掃除でもしてたらいいでしょ」というSaちゃんにストレスを感じながら時間がすぎるのを待ち、ついにそのときはやってきた。





マネージャー「今日、案外暇だね。蓮さん、19時までだけど、今あがって。」





マネージャー得意の命令口調での退店許可である。「あがっていいよ」ではなく「あがって。」などと言い放ったマネージャーに対して、私が「いやです。残ります。」と反抗したらどうなっていたのであろうか。(他の人が早くあがるだけ)


私の他に、退店命令を出されたM君と17時にバイトをあがるという全く突然のラッキーハプニングのため、夜まで暇な時間をもてあますことになってしまった私は、蓮様の愉快な金づる(金づる?!)のひとり、T君を誘うことにした。さらにともに暇を与えられたM君もお誘いし、有意義な天皇誕生日の夜を約束されたのであった。




T君が自前のスポーツカーに乗って颯爽と現れると同時に、おなかをすかせた蓮様とM君は代わる代わる「腹減った」と口にした。
M君はT君と初対面であるどころか、T君のほうがM君より年上であるにも関わらず物怖じするどころか、私と一緒になって「腹減った」と傍若無人に言い放ったのだ。


結局T君のおすすめの店(カツの店)に行くことになり、T君にしっかりおごってもらった。しかし、「ここの店のカツ丼はマジでうまいよ」と言っていたT君よ。話が違うではないか。カツ丼がたいしておいしくなかった上、カツが固くて噛み切れない。大きめのカツを半分口に入れては噛み切れずに3分少々カツと歯の一騎打ちになることが多々あった。これなら、蓮様邸の近くにある「と○ちゃん」という個人経営のカツ丼屋のカツのほうが遥かにうまい。

カツを食べきろうというときに、S嬢から「私も早めにあがれたから混ぜて〜」というメールが届いた。

S嬢が合流し、しばし4人でのドライブを楽しみ、我々は帰路についた。






明日はクリスマスイブだ。
しかし働く女に(以下略)


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