2005年09月06日(火) |
あなたが僕の過ちを 多くの痛みで許したように |
気に入らない。 何が気に入らないのか、自分でもよく分からない。
本当は気付いているのかもしれない。
私は、あなたを何度傷つけましたか? 私は、あなたを何度悲しませましたか?
どうしてひとつイヤなことがあったら、色んなことがイヤになるんだろう。 なんで楽しかった思い出までも忘れてしまうんだろう。
何度傷つけても、お前は私についてくる。 何度傷つけても、お前は私に「好きだ」と言ってくる。
充氏が、昔、黒澤優と結婚したときに、言ってた言葉を思い出した。
『傷つけても傷つけても僕を包み込む優しさを持った女性に出逢いました。彼女は僕に「傷つけてくれてありがとう私を傷つけることであなたが少しでも楽になれるとしたら私はあなたにありがとうと言いたい。だって私はあなたが好きだから…」と言ってくれました。その女性が優です。「優しさ」と言う名を持つ少女だったはずの人が、僕に一人の女性として無償の愛をくれました。』
あいつも、同じことを言ってくれた。
「お前が、俺を傷つけてそれでラクになるんだったら、俺のことをいくら傷つけても構わない。」
バカだな。 なんで私なんかのためにそんなこと言うんだよ。
なんで。なんで。なんで。
「俺はお前が好きだから。俺は、どんなお前でも好きでい続けるし、そんなお前を許しつづけるよ」
お前は私に愛をくれた。 きっと、多くの痛みで私を許してきたのだろう。
この先もきっと私はお前を傷つける。 本当は傷つけたくないのに、傷つけてしまう。
『君を悲しませる 僕はどうしたって 君を悲しませる
一番傷つけたくないのに 僕はどうしたって 君を傷つけているようだ
傷つけても守りたい 傷つけぬように』 …@にんげんから、街
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