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2004年05月06日(木)   四季 夏 Red Summer/森博嗣

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米国から帰国した真賀田四季は13歳。すでに、人類の中で最も神に近い、真の天才として世に知られていた。叔父、新藤清二と行った閉園間近の遊園地で四季は何者かに誘拐される。瀬在丸紅子との再会。妃真加島の研究所で何が起こったのか?(裏表紙より抜粋)
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子孫を残すことが、すなわち自分の死をイメージすることに等しいと、彼女ならば気づいていただろう。それだから、一度死ぬことによって、すべての精神をリセットした。手っ取り早い方法を選んだのだ。
自分はどうだろう?
たとえば、子供を産むことで、リセットが可能だろうか。否。そんな軽量なシステムではもはやない。無理だ。


森博嗣:四季 夏 Red Summer,p.167,講談社.
















ゆそか