2004年02月09日(月) |
マリア様がみてる ロサ・カニーナ/今野緒雪 |
++ 年が明けて三学期が始まったリリアン女学園では三年生の欠席が目立ち、祐巳たち下級生は大好きな先輩の卒業が近づいていることを実感していた。そんな中、来年度の生徒会役員選挙が行われることになる。祐巳はつぼみ(ブゥトン)の三人がそれぞれの薔薇を引き継ぐのだと思っていたが、二年生で「ロサ・カニーナ」と呼ばれる生徒も立候補することを知って…!?(表紙折り返しより抜粋) ++ マリみて第4弾です。 生徒会選挙、私の高校はそんなに盛り上がる行事ではなかったと思いますが、隣の男子高(隣と言っても徒歩5分)の生徒会はおもしろそうでした。なんでも、生徒会長よりも応援団長の方が権限が大きくて、選挙で選ばれた生徒会役員は、応援団長からの任命って形で任命式があったらしい。文句は「貴殿を――に任ずる。プライドと役職に恥じることのないよう、貴殿の言動が我が高の規範となることを期待する。以上。」 この任命式、私も見に行ったことがあります。大時代で何様な文句だけどかっこいいんだよね。これが。 話の内容とは全然関係ありませんが、三学期って響きいいですね。 私の通っていた高校は二期制だったので、前期・後期でした。なので、中学校以来のこの響きが懐かしかったり。 二期制のいい点って、期の間に1週間(5日だったかな)の休みがあったことくらいでしょうか。テストの回数が少ないため範囲も広くて問題数多いし、授業時間は65分だし、そんな印象。
「あなたは、ただ側にいてくれればいいの。私には、側で私を見ていてくれる妹が必要なの。あなたは側にいて、私がたまに心細くなった時に私の手を握って頂戴」
今野緒雪:マリア様がみてる ロサ・カニーナ,p.112,集英社.
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