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2004年02月06日(金)   マリア様がみてる/今野緒雪

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純粋培養の乙女たちが集う、私立リリアン女学園。清く正しい学園生活を受け継いでいくため、高等部には「姉妹(スール)」と呼ばれるシステムが存在していた。ロザリオを授受する儀式を行って姉妹となることを誓うと、姉である先輩が後輩の妹を指導するのである。高等部に進学して、まだ姉を持っていなかった祐巳は、憧れの『紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)』である二年生の祥子から、突然「姉妹宣言」をされる。(表紙折り返しより)
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とうとう手を出してしまいました。
マリみての第1弾です。
懐かしい女子高時代が頭を過ぎります。もちろんこんなにお嬢様な学校でも、薔薇さまがいたりもしませんが…。



「今の私が笑っていられるのは、祐巳のお蔭よ」
「でも、私、何も」
「してくれたのよ。自分ではわからないかもしれないけれど、確かに。だから――これ祐巳の首にかけてもいい?」
それはいつか見た、祥子さまのロザリオだった。


今野緒雪:マリア様がみてる,p.247,集英社.
















ゆそか