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2003年07月02日(水)   耳にメロディー、唇にキス/椹野道流


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シアトルに移り住み、現地で結婚式を挙げたふたり。穏やかな日々が続くかに見えたが、篤臣の父の突然の訃報が。急遽実家に戻った篤臣に遅れて江南も帰国するが、篤臣の家を訪れた江南はなんと篤臣の母に二人の関係を仮眠具アウト!結婚後の二人にとって最大の難関ともいえるこの告白、旦那の度量と妻の器量が試される?(裏表紙より一部抜粋)
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あー…なんていうか、もう食傷気味。
やっぱり、恋愛ものってのはカップルになるまで、が期間限定でおもしろいんですよね、きっと。
それに加えて、上にもあるように、なぜかふたりの関係が殊更に“夫婦”を強調しているようで、嫌。結婚の形態を男女に限定しないからこそ、前巻で結婚式したふたりなのに、男女の結婚の形態(しかも旧態依然のね)を踏襲しているような感が否めません。特に、江南が篤臣を“俺の嫁”呼ばわりしてるのが、むかつく。
なんて、思ってるなら読むなってことですが…。



椹野道流:耳にメロディー、唇にキス,二見書房.






ゆそか