選べる道具と選べない道具があるが、少なくとも、選べるものは選ぶべきである。つまりそれは、可能な最良の筋道を選ぶことと等しく、また同時に、選べなかった道筋の存在を自覚する重要さにも気づかされるだろう。森博嗣:捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest,p.15,講談社.