2001年08月31日(金) |
わたしは虚夢に月を聴く The Night Watch under The Cold Moon |
「まだ存在していない言葉、存在していない夢―――それだけでは、なんの力もないもの。しかしこの世のすべては、そういう根拠のないものに突き動かされている。そう―――それは冷たい月の下であろうが、せせこましい現実の日々であろうが関係なく、誰の心にものしかかってくる呪いのようなもので、人はそれのことをこう呼んでいる―――”想像力”と」
上遠野浩平:わたしは虚夢に月を聴く The Night Watch under The Cold Moon,p.182-183,徳間書店.
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