妄想暴走オタク日記


2007年06月10日(日) 似非レンジャー☆

 「意気地無し」

 一言、それだけ吐かれた言葉に顔を上げる。意気地なしだなんて、久しぶりに聞いた。それが自分に向かって放たれた単語であることに、グリーンは少し驚いた。
 「驚いた?やって、意気地なしやん」
 瞬きをする間も惜しんで真っ直ぐにこちらを見やるパープルは、怒っているようにも、軽蔑しているようにも見えた。ならば彼はいったい何を蔑んでいるのか。頭で考えようとしたグリーンのそれより速く、正直な胸がちくりと痛む。
 「何で逃げたん。レッドと俺の前から、さっき何で逃げたんや、おまえ」
 ちくちくと痛む胸の疼きが、その時一層痛んだ事で、パープルは間違っていないのだと知った。そして今また顔を歪ませたパープルが、怒っている訳ではなく、実は傷ついていたのだと知る。
 レッドが握った手の温もりが、まだ残っているような気がする。
 ”もう、ええやろ”と彼は言ったのだ。ずっと前からきっと分かっているのだろう、と見え透いた顔で。好きだ、と言うより早く、より感情的な体温が、パープルの皮膚から体内に浸み込む。珍しく茶化す事なく真剣な眼差しが、真っ直ぐに向かってきた。咄嗟に誤魔化そうとしたパープルを尻目に、解いても振り払っても、レッドの腕が懲りずに絡む。まるで逃げる事を許さないように、そうやって、それほどに彼の想いが本当なのだと知れた。
 だから、逃げるようにしてその場を離れてしまったのだ。
 だってその時のグリーンに、他にどうする事が出来ただろう?今まで聞いた事のないレッドの真剣な声に、気圧されるようにして、逃げてしまったのだ。
 だから、縋るようにグリーンを探して顔を上げたパープルが、そこにはいないグリーンに気が付いて、悲しげな表情を向けた事も彼は知らない。
 「俺、は…」
 何か、言わなければならないと思うのに、何を言えばいいのか分からなかった。
 ごめん、と言うのも違う気がする。でもごめん以外のどんな言葉をパープルは求めているのだろう?ごめん以外のどんな想いを、パープルに伝えたいのだろう。
 「…やっぱり意気地なしや」
 澱んだ目でひとつ瞬きをしたパープルは、大きなため息を吐いた。
 「もしおまえが俺を好きなら、黙って抱き締めたらええ事やんけ」
 いっそそうして欲しいかのように、パープルはそんな事を言う。そう言われたグリーンが、いったいどんな言葉を返せば、彼は満足するというのだろう。
 「それすら出来んおまえは、どうしようもない意気地なしや」
 それでも、嫌いにはなれないのだと思った。
 幻滅はしても嫌悪する事はない。それが彼の弱さだと詰っても、優しさにもなり得ると知ってる。
 レッドの想いに応えられない事と、グリーンに想いが届かない事。自分にとってどちらがより辛いのだろう、とパープルは思った。思って、ひどく泣きたくなった。今ここで泣き喚いたら、きっとグリーンはまた困るに違いない。だけど、決して困らせたい訳ではないのだ。パープルは、ただ、
 「ただ、好きなだけやのに」
 「…え?」
 「俺はただ、パープルが好きなだけやのに、やけどそう言ったらパープルは困るんやろ?レッドとどっちを選ぶ事も出来へんのやろ?」
 実際どっちを選ぶん?と問い詰める事も出来たけれど、グリーンはそうはしなかった。だから本当は、告げるつもりもなかったのだ。正に目の前のパープルが、自分の言った事を棚に上げたままぽかんと驚いて、考える顔をしたから。
 「困る…困るけど、」
 「けど?」
 毅然と背筋を伸ばしたパープルは、けれど折れる事はない。

 「でも、嬉しい」
 晴れやかに笑った。


▼1:08


和歌山公演に行って参りましたー!

やぁ遅ればせながらの初日、見るもの聞くものがはじめてだった訳ですが(当然)思いのほか代わり映えせず、でも思いのほか面白かったですー。アルバム出たからセットリスト変わるかも?と言われた割にそのまんまだったらしく、まぁでもわたしとしては滑り込みセーフで初期バージョンを見ておけてよかったです。なのでまぁ、勉強不足のアルバム曲はあまりお耳にかかれなかった訳ですが。(でも涙雨は一も二もなく気に入りました♪)(歌謡曲好き)(あの振り覚えたいなー)

で、ほもネタ全開だった一部レンジャーを見て、触発された緑紫小話で、す…説明がなければ何のこっちゃですよね?えーと一部はフィーチャリング歌番という訳でブルーほもネタで大盛り上がり、お前本当は男が好きなんやろ?(黒&ガヤ)→いやコイツはゲイなんじゃない、バイなんや!(黄)→大丈夫いや、バイ丈夫や!(橙黒黄)→行け、ホモ!(赤)とやりたい放題(笑)。とうとう赤さんは♪ホモい(思い)さえ〜♪と歌いはじめてしまい、ここでわたし撃沈でした(笑)。赤さんは滑舌が素晴らしくいいからこういう時分かりやすくて笑えます。一部の赤さんはブルーに対して、基本ホモ呼ばわりでしたねぇ…(遠い目)

始終そんなノリなので、青vs黒喧嘩後のくだりでは赤さん便乗、茄子に擦り寄って告り始める始末で(!)「もう、ええやろ」「アイツら(青とか黒)もああなった事やし」「なぁ?」とそれはもう茄子に絡む絡む(文字通り体ごと)。茄子は笑いながらいちいち手を振り払うんですが、しまいに「考えておいてくれ」と赤さんに走り去られてしまうんですねー。思わずガン見てしまっていたわたし、はっと気付いて顔を上げたらそこにいたはずの緑が忽然といなくなっていたんですよ!なので、いつどのタイミングで消えたのかは分からないんですけど、ギャーいねえ!とざわめく(心の中で)わたしをよそに、赤の背中を見送った茄子さん、それとは逆方向、緑の消えたほうへ「グリ〜ン〜!」とか何とか言いながら追っていってしまったんですよ…(とほほ)。オタク垂涎のシチュエイションに台詞はトンでしまったんですが、俺はグリーンを探さなアカンねん、とか言ってたような気もしますが違うような気もします。ちなみに二部では逆に茄子赤?赤受け希望?的な、同じく腕を絡ませても「帰りたくないv」とかわいくアピール(笑)。「アッ電車なくなっちゃった(赤)」「ほな車で送っていこか?(茄子)」「……帰りたくないっ(赤)」←ちなみに今回の緑さんは鼻をほじりながらそんな二人を眺めてました(オッケー!)

まぁそれで、あんまりない感じで赤→紫→緑ってどうよ?という…
うーんでも赤→紫ってベクトルがその時点でわたしの中ではない方向なので、赤さんを拒否る紫がまずないもんなー。だから赤さんにはあんまりマジにならないで頂きたいかなと。来られると拒否る事は出来ないので、困るしかないのです。そこから進めなくなるから。



相変わらず鳥頭なせいで、ろくなレポは出来ないんですが、印象に残っているのは悲しい恋〜レイニーでの腕を上げた安雛のバレエダンス、アグリの丸雛、あとこの星が輝く理由の♪両手広げる〜♪のところで倉が雛ちゃんの両手を無理やり広げさせて、その後コマのように回してたのがツボでした。ちなみにその後どーんと丸ちゃんにぶつかり(捕まり)以下同文。それと一部のアンコールでは緞帳が下りるちょうどその位置あたりでファンサービスに熱心だった雛ちゃん。緞帳下り始めようとしているのにまだそこにいて、気付いた安(隣)と兄貴(二つ隣)が機敏な動きで雛ちゃんを後ろに導いてくれたのがかっこよかったですvv 特に兄貴、距離的に若干遠かったのに動き早かった!かっこいい(笑)!

あ、あとソロですね。
正直スパンコールにも指なしグローブにもジャケットの丈にももぅ飽きたわぁ!と言ったらめっちゃ笑われましたけれども…エセニューミュージック的な感じ(ちょっと違う?)ももういい加減見慣れてしまったのでいっそ次はムーディな感じでどうよ、と思うんですが。それならジャケットを思う存分ラメorスパンコールってくれていいし、ジュニアがバックでコーラスしてくれたら申し分ないです。どうよ、昴さん?(ご意見君)

えーとりあえず、一旦送信思い出したら、また。



MAILHomePage
DiaryINDEXpastwill