妄想暴走オタク日記


2005年10月02日(日) 昨日の夢に君が出て来た きっといいことあると思う ☆

 遠くから呼ぶ声には気が付いていた。

 「村上くん!」
 その声は、時に必死だったり、時に怒り口調で、時に諦め気味に。止むことがなく何度も呼びかける。とうに聞こえてはいたけれど、振り向く気にはならなくて、前を向いたままどんどんと歩みを進めた。
 「村上くん!」
 年に一度のバーベキュー大会。何人かの欠席者は出たものの、今年も開催が出来たことを嬉しいと思った。毎年のことではあっても、それは楽しく、有意義な時間で。だからその満ち足りた場をそっと抜け出して、浜辺を歩き出したことに意味はなかったのだと思う。
 「村上く…痛っ!」
 さっきから何度呼ばれたか分からない、安田が自分を呼ぶ声に変化が起こったことに気が付いた村上は、それでやっと、立ち止まって振り返る。柔らかな砂地を全速力で追ってきていた安田は、早足で歩く村上が振り返ったことに気が付いて、一瞬止まった足をもう一度早めた。
 振り返るまでもなく、必死で自分を呼ぶ声は、安田だろうと気が付いていた。そうでなくとも横山や渋谷はそんな風に自分を追ってきたりはしないし、錦戸と大倉は欠席。丸山よりも忙しない、その足音は安田のものだった。
 浜辺を歩く背中に、必死で呼びかける声。振り返る気にならなかったのは何故だろうか、村上にもよく分からなかった。空は高く、空気は澄んで、気持ちがよかった。赤いTシャツをはためかせて波打ち際を歩けば、どこまでも行けそうな気がしたのだ。それはおそらく、幸福と呼べる気持ちだったのだと思う。
 いつまでも先を進む村上を、諦めない安田が追いかける。それは少なからず意地悪心だったのかも知れないし、そうではなかったかも知れない。とにかく必死で走って追ってきた安田は、やっと村上を捕まえて、ほっとした表情を見せた。
 「村上くん…歩くん早いですよ、」
 息を切らせながら言って、けれど怒っているのかと思ったその顔は、案外笑っていた。安田自身もよくは分からず、とにかく必死で走って迎えに行った、その結果、砂利で切れた足が今になってじんわりと痛んだけれど。でも。
 「よかった、捕まえた」
 遠く遠く、必死で走っても捕まらない背中が少し腹立たしくて、少し不安で。だからこの手に入れたことが嬉しいと思った。そう思えたら何だか他のことはどうでもよくなって、だから安田はただ、村上に笑いかける。その笑い顔に不思議と安心をしたから、村上は、
 「戻りましょ?」
 安田の問いかけに、笑って頷いて。帰ろう、と思えたのだった。


▼23:29


のっけから相方に私信。確かあなたのIDはmomo_yさんだったと思うわよ。
とかこんなところで堂々と伝えるなって感じなんですけども。しかし自分でも試してみたらそんなIDありますん、って出るんだけ、ど…?わたしもパスは大体同じものを使ってるので間違えようがないんだけど、つーかそれ以前にそんなIDないよってどゆことだろ?まぁ大塚日記のログ自体はあるからいいんだけど、とか言いながら久々に過去日記を読んでみたらノリ的には今とあまり変わってなくて笑えました。相方さんと同じでわたしもパスには1999、という数字がついてることが多くて、つまりネットデビューが99年以前だったってことなんですよね。そう思うとかれこれ6年とか7年とかウェブ日記を書いてるんだなぁ。いい加減よく続くなぁと、これはまぁ、自画自賛。ここは誉めてもいいでしょう(笑)


と、いう訳で今日は少し時間があるので日記でも。そして小話でも。
というか今日は10月だというのに夏日で、そしてさきほどふと気が付くと窓の外では雨音がしていて、それでふと思い浮かんだ情景、って意味はあんまりなさそうですけども。うちの雛さん的に安の存在というのはあれで少し、複雑なようです。案外甘えているのかもなぁ。

さてさて。
日記繋がりで大塚さんの過去ログを見ていたらこんなのが懐かしかったので改めて調べてみました。ライフナンバー占い。占いというか、生年月日で判別するので昔も今も結果は変わらないんだけど、わたしはナンバーでした。まぁ当たってる方かなぁ、とやっぱり今も昔も思うわけですが、どんなもんでしょう。

で、今も昔もオタクなわたしは占ってみました。エイト面。

雛は、ナンバー
横は、ナンバー
昴は、ナンバー
亮は、ナンバー
倉は、ナンバー
安は、ナンバー
丸は、ナンバー
内は、ナンバー

どぅなんだろこれ?雛は当たってる!と笑ってしまったんですが、だって前世がハーフ、二重国籍などで二つの価値観の中で葛藤した人か、夜の商売、犯罪などで、二つの顔を持っていた人間って(笑)!それでAB型なんだから、とんだ二面性ですよ!それが魅力なんだからまぁ、間違ってはいないと思われます。野望は秘密、キーワードは不動、安定。そんなさんの他ナンバーとの相性で、注目はもちろんさんです。あぶないには近づくな。善人のはすべてを捨ててを救う。

ってどうですか(笑)。しかし安も倉もだと思うと、当たってるんだか、当たってないんだかって気も。

かくいうわたしも自分自身では当たらずとも遠からじ、とは思いつつ、昴と同じだと思うと急に当たってない気がしてしまいます(笑)。身内はちょっとやってみて〜!



なんか他に書きたいことはあった筈なのに、ナンバーに夢中で忘れてしまいました(安い脳みそですね…)
ので、まずは拍手お返事。

9/30
◎23時/maikoさんへ
●maikoさんもお休みだったのでしょうか?コメントをありがとうございましたvv 休日はうちの横雛さんたちと戯れて下さったそうで(笑)癒されて頂けたのなら嬉しいです。そのお言葉にわたしが癒されましたvv

10/2
◎1時の方へ
●「雨宿り」の再読&感想をありがとうございました。良い話だなんて言って頂いたのは初めてです。ほっこりして頂けたのならこれ幸い…でも元々は、横雛さんたちが天然RABUなのが悪いんですよね(笑)



私信ついでに東へ。
バトロワならわたしもいつでも語れるわよ〜!語りたいねぇ!つか、バトロワに限らず今、無性にオタクトークがしたい…語りたい語りたい〜。むしろ会いたいって感じ?ぶどう狩りはいつにするよ(笑)?



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