▼▼23:36 新年の幕開けだというのに、目を覚ました横山はご機嫌が悪かった。 「横山さん、新年から何怒ってんの」 聞いてみれば俺のこの憤りが何で分からへんの、くらいの勢いで横山はボヤく。 「やって息が白いねんて!寒すぎやって!ほんまムカつくわ〜!なんやさっきはみぞれとか降ってたし…あっ、今度はアラレ降って来た。冷たい上に痛いなんて最悪や!ホンマ腹立つ〜!昨日は昨日でヒナちゃんは翔くんと手とか繋いどるし。…」 勢いのまま喋くる横山の言葉を、ふんふんと聞いていた村上は、最後の一言に反応して動きを止める。何か一つだけ違うもん、混じってへんかった? 「…横山さん」 「何やねん」 憮然とした声が返る。どちらかと言えば拗ねたような、そんな声。 「要するにあんた、それが言いたかった訳やね」 「そうや。悪いか」 まるで偉そうに。新年早々やきもちを妬いたらしい自分に拗ねた横山が可笑しくて。 「ヨコ。」 呼びかけた声に目線だけが動く。横山の目の前に差し出した手を、条件反射で握り込んで。それから「何やねん」と返す、横山の順番もおかしいと思うけれど。そんなところがコドモみたいで大好きだって、それは新しい年になっても変わらないんだって。 「手。繋ぎ始めやで」 「…翔くんは?」 「あれはイベントの一環やから、カウント外」 一番がええんでしょ?と言った言葉に肩を竦めて、それでも盗み見た横顔が欲目でなければ嬉しそうに見えたので。 ぎゅ、とより強く握られた手を、横山に負けないくらいに握り返した。 2005年はシャイボーイの飛躍の年でありますように(笑) ▼1:31 ドームの東からレポメール。牛紺は要するに 櫻雛 だったらしい。(エエエエエエエエ…!) ラスト、上手に固まるエイト面中、隣の滝ちゃんと仲良く話をする雛さんの背後から肩を抱く手があったそうなんですが、どうやらそれが翔くんだったらしい。そのまんま終了までエイトのところに居座った翔くんは後ろから相当がっちりと雛ちゃんを抱きこんでたらしい。ウアーすっげー見たかった!っていうか、翔くんは昔っから雛ちゃんに優しかったもんなぁ。優しい人は大好きです。っていえわたしじゃなく、雛ちゃんが(笑) って、新年の日記がこれかよ的なね…。(今年もよろしくお願い致します) さーこれから牛紺をリピってきます!お笑いライブを見てる場合じゃない、的なね。 (ちなみに2005年、初笑いは長井ヒデカズでした)(笑)
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