妄想暴走オタク日記
2002年11月17日(日) |
ヨコに見て貰いたい作品です。☆ |
■23:24
帰って来ましたー!疲れた!けど楽しかった! 前回(先月)の遠征は、疲れたばっかりで、楽しいはあとからゆっくりやってきたんですが、今回は疲れたと楽しいがいっぺんに来てます。楽しかった!行ってよかった。
まずは、なにはなくとも蒸気。 今回、折角だからと初日にあわせたんですけど、初日に行ってよかった。この舞台を、誰の言葉も耳に入れないまま自分の目で耳で感じられてよかった。あのね今回、自分がすごく乙女だったなと自覚があるんですけど、初日の上演が終って、しばらく立ち上がれなかったのね。普通に放心しちゃって。「よかった」した言葉が出てこなかった。「よかった」のは作品でありヒナの演技であり、見れた自分だったんだと思う。すごくいい時期にヒナを好きになったなと思って、ヒナを好きになってよかったと思って。そういう風に思える自分がやっぱり「よかった」と思った。
ヒナがね。すごくよかった。ファンの欲目は大いに自覚してるので、客観的な評価が出来ているかは不安だけど。堂々と軍医になってたと思う。きちっと背筋を伸ばして、まっすぐ立っていたと思う。胸を張って、声を張って。早口の台詞もテンポが命の掛け合いも、長い見せ場もきっちりこなしていたと思う。その思ったより伸びる声が、いいなと思ったの。ヒナはもともと演技が大仰だと思ってたから、テレビよりは舞台向きなんじゃないかと思う。熱演が込んでたまに裏返る声も相乗効果でいいと思った。熱演が以上でも以下でもなくて、ただ「頑張ってる」のがいいなと思った。もちろん頑張ればいいってもんじゃないし、コミカルなシーンを除けば熱演=温度が単調になりがちだって気づいたけど。筧さんや松澤さん、ほかの役者さんたちを見てると当たり前のように強弱がしっかりついてるのね。小西さんの声色の違いも好きだった。甘い声と強い声。同じ汗の量でその違いが出るの。それでもこの役はヒナにすごく合ってたと思ったし、いい役をやらせて貰えたと思った。いい仕事を貰ったなって。単純に感謝したなあ。
ああやっぱり、上手く言えないんだけど。これだけ書くのに30分以上かかってます(笑)。
ヒナのね。水平に伸ばした手の平が、細かく震えてるのが分かったのね。その揺れが、きれいだと思ったなあ。だって強く握り締めた小道具の梨が、その力で変形してたもん。それが初日、5列目でした。そして2日目の今日は最前だったんですが、やはり軍医最大の見せ場、存在が死に到るシーン、熱演するヒナの目がみるみる潤んでいく様子が見えて。あれは感動的だった…あたし息止まってたと思う。
もう少し書こう。 あたしはヒナファンだし最初からヒナ目当てで行ったからヒナの感想ばかりになっちゃうけど、作品自体がすごくよかったです。「よかった」って、そんな簡単で薄っぺらい言葉で終らせたくはないんだけど、そうとしか言えない。内容はすごくむつかしくて、正直あたしは2回見て半分も理解出来なかったんじゃないかと思うんだけど、雰囲気だけでもよかった。分かった気になれるのがよかった。あんまり分からないから不安になったら、野田作品はもともと難解なんだって。言葉遊びが面白くて、言葉や言霊が徐々に変化していくのが不可思議だと思った。スサノオが砂の男になって、ミソカツがみそかになって。そもそも場面の対比に韻を含んでるんだよね。曰く蒸気と湯気、銭湯と戦闘、温泉と黄泉。ちょっと震えた。こうゆう言葉遊びに弱いです。あとは人間の存在価値かな。たったひとりだけが見えるのと、たった一人にしか見えないのと。あまりに不毛で究極の相互効果だと思う。ラストは普通に泣かされました。小西さんの声色に泣けた。筧さんの言葉に泣けた。染みたのかなあ、うん。染みるシーンだった。そして沁みたままじゃないのがいい。全てはまさに蒸気のようにうやむやのままにラストを迎えたけど、これは人によって解釈も違うだろうし、違うのがいいんだろうなあ。あたしにはまだ消化が出来てない。だからまた見たい。そう思いました。いや見るんだけど(笑)。
もーねー…まんまと4回じゃ足りない気がしてきてね…つか、大阪公演までが長いんだよ!待てないよ1ヶ月!今週あと1回連休があるんだけど…予定もないんだけど…まんまと行きたくなってるよ…。でも交通費が、資金繰りが、あああ。ものっすごいジレンマです。軍医に会いたい(笑)。
書きながらやっと少しずつ落ち着いてきた。 も、ほんっと昨日の夜はプチ放心状態で、感想トークとかしたいのに、薫さんとふたり「よかった」しか言えなかったもん。それでふたりで見解が一致したのが「早くヨコに見て欲しい」でした(笑)。ほんと見て欲しいの。1日でも早く。ヨコが「華岡軍医」を見てどう感じるのかが悶えるほど知りたい。
あたし自身が感極まっちゃって全然見逃したんだけど、初日カーテンコールでヒナの目がやっぱり潤んでたらしいんです。初日を終えたヒナはきっとあたし(たち)以上に放心したのかも知れないな、と思って。でちゃんと家に帰ったかな、ちゃんと寝れたかな、という話になって。
ヨコに電話しながら寝てしまうヒナ
とゆーのに禿上がるほど萌えてしまいました…ギャース!最強ネタ!!!こんな感じ?
『あ、もしもし。ヨコ?』 「なんや珍しいな、普段めったに電話なんかせえへんのに。なんか用か?」 『う〜ん…別に用はないんやけどな。ちょっとな、舞台終って興奮して寝られへんから』 「…」 『ヨコの声聞いたら寝れるかなって』 「どうやったん、舞台」 『うん、大きなトチリもせえへんかったし、俺の今の精一杯を出せたと思う』 「そうか。よかったな」 『なんか、ほっとしたわ。ヨコも見に来てや』 「ああ、行くよ」 『ほんまにやで。早よ来てや』 「なんや絡むなあ。おまえ酔うてんのか」 『酔うてへんよ〜飲んでへんもん…』 「まあ、明日も舞台あるのにおまえはそんなんせえへんか。俺と違って。俺は毎日飲み歩いとったけどなあ」 『…』 「ヒナ?」 『…』 「…なんや、寝てもうたんか」
そんで電話口のヨコは電波の向こうのヒナが風邪を引かないかちょっと心配したりするのよ〜。ヒナが寝てやっと「お疲れさん」とか言ったりするのよ〜。オヤスミとか言ったりもするのよ〜。そして初日が心配でヒナに電話しようとしたすばるや斗真は話し中なのよ〜。そんですばるなんかに次の日「昨日ヒナんとこ電話したんやけど延々話中やってや」とか言われてしらばっくれるのよ〜〜〜。なんてそんな話をね、延々してました。誰が見にきたら一番ビックリするするかという話になって、
ぴーたんが来たらマジびびる
という結論で落ち着きました。普通に萌えますってば。あ〜都市来ないかなあ!ハセジュン見たいってゆったじゃんね?来てよね!みたいな。
なんか今回はまるまるずっとヒナを語っててすっごい!楽しかったです。 天使(焼)肉をヒナ用に注文する素の滝様とか、ラブホで鉢合わせるヨコヒナとサクツカとか(爆)←いえ今回泊まったホテルがどう見てもラブホな面構えでね…フロントも小窓だしさ。でも訳ありでチェックアウト時間を1時間遅らせて貰えたのはラッキーでした。ビデオも堪能したし駅に近いし!値段と内容が正比例して満足。次もまた使おうー。
ひどい端折り方をしつつ、以上このへんで。ピカンチも見たのに感想かすんじゃったな…。つか蒸気感想書きすぎ…(恥)。結局1時間半もかけて日記を書いてしまった。アホだ。嘘と翔蔵を見て寝よう。疲れを取らなければ!
■■1:21
とかやってる間にメルが来てて、MJ9本が近いうちに届くらすい! ヒナの出てる回だけ、っていうお願いだったので9本らしいんだけどということはつまり9本分ヒナを見れるわけですよ!うわーん嬉しい!楽しみに待っていよう!あとはビストロがとうとう全回手に入りそう…かな?待った甲斐がありそうだ!
あ、そうだ今日は裸を忘れないようにしないと。
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