A Will
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嫌われたはずが。
抱かれてるのは何故?
ますます色濃く、 わたしの位置が浮かぶ。
立ち入らない、のが正しいんだろう。
好きだよ、と サラリと告白してみて気付く。
そんなこと、この人は知ってんだなって。
だから、平気で冷たくして、 だから、平気であしらって、 だから、平気で抱くんだ。
意味のない告白だったな。
それなりに勇気が必要ではあったのだけど。
わたしに、帰る家があるように。
彼にも必要なんだろう。
わたしは、逃げ場くらいにはなれるかな。
抱きたいから抱く。
その衝動が、わたしに向けられているうちは不満など抱かないでいたい。
しばらくは、手放さないでいるだろうから。
後に残る虚しさで充分だ。
それにしても。
わたしと関係する男の人って、 何故か母子家庭が多いのよね。
あら、貴方も?といつも思う。
彼も例外に漏れず。
なんでかしら。
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