A Will
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悩まなくなった。
簡潔に言えばそういうこと。
わたしは、悩んで立ち止まって時間を持て余す能力を、たぶんどっかに落っことして、気付いていたのに拾わずにきたんだ。
すこし正直になったのかもしれない。 悩んだ瞬間に、思う。 わたしの、今いちばんしたいこと。頭に浮かぶもの。大切に思う譲れないもの。
きっと、色んな人を傷つけた。傷つけて嫌がられて、そのたびに、そうじゃないんだよって言い訳したくて堪らなくて、でも出来なくて悲しかった。
嫌われるなら、それで良いと思うことにする。 きっと、縁が切れたわけじゃなくて、その縁の役目がそのときは終わったんだと思うことにする。 きっとまた繋がる縁もあるはずだと信じることにする。
わたしは、だってまだ大好きだよ、と伝えられる日を願うことにする。
好きな男の子を想ってた日々を、幸せだったなと思う。
好きな男の子を未練がましく想い続けてたくせに、別の好きな男にほだされたりして、わたしは本当に恵まれてた。
人生にモテ期ってものが存在するなら(そして誤解を恐れずに言うなら)わたしのモテ期は、あの頃だったんだろうなって。そんな風に思う。
数年前に、変わらないねって言われた。
わたしは、そのときに笑ったんだ。可笑しくて。 変わらないわけないじゃないって。
変わらないわけにはいかなくて、わたしはきっとずっと大人になって、 そして、変えようもないくらい染み付いたものが、たまたま君の目に映っただけだよって。 そんなことが解っちゃうくらいには、変わったんだよわたし。
ねぇ。あなたナシで大人になったよ。
今度はなにを話せば良いかな?
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