A Will
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2006年10月11日(水) ちょっと愚痴をば。

首を傾げた。

理解したい、などと言われて頭の中にはてなが何個も浮かんだ。



「なんでも言って大丈夫だから!大好きだから!」と何度も言われた。
それを嬉しいと思ったし、ありがたいとも思ったけれど、

なんでも言い合えることが素晴らしい、みたいな認識がわたしにはない。


そういえば。
つい先日喧嘩したときに、わたしが人目も憚らず激昂した理由は、
君が勝手にわたしのカバンから携帯を取り出して受信履歴も送信履歴もチェックしていたことだった。

「何もないなら、見たって良いじゃないか」と君はものすごくヘンテコリンなことを言った。



何もない?

何もないってなんだ。




何かあるからメールするのだし、それはわたしのものであって君のものではない。
わたしの全てを知りたい、と君は言ったけれど、
わたしは君の全てになど興味はない、と思った。(勿論、そんなこと口にだしたりしないけれど)


君の感じる、わたしへの不信感は、まぁ間違いではないし世間的に見て、
わたしのほうが明らかに「悪」になることは分かっている。


けれど、面倒ごとは嫌なのだ。
正直に話して、君の顔色が曇っていくのを見るのも嫌なんだ。



嫌いになったりしない、という君の言葉を間違いなく信用してる。
それこそ馬鹿げているけれど、君から愛されることにわたしは何の不信も抱いていない。





はぁ。
確かに、最近またにわかに周辺が騒がしくなった。

勿論、わたし界隈であって、そこに君の介入する手立てはない。



顔が可愛い女ならいくらでもいるのに。と思う。
スタイルの良い女も、尽くしてくれる女も、素直で優しい女も。

そのどれにも当てはまらないわたしは、まぁ言い換えれば、そのどれにでも演出することは可能なのだろう。


頭を働かせば良いだけだ。
目の前の、この人間が、どんな女が好きなのか。


ゆっくり話すスピードに解析かければすむんだ。
勝手に吐露してくれる。



はぁ、そうですか。と2秒もあれば完成する。






つまらない。くだらない。










手なんか握らなくても、見つめなくても。
バカな人なんていくらでもいるんだ、と思った。


けれど、わたしよりバカな人を見つけるのは、とても難しい。




それも現実。






君の傍で、夢見心地で、
ささやかな幸せに浸っていたいだけなんだ。本当に。


まつり |MAIL

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