空中庭園


Index 昔の話 夢の続き


2005年01月04日(火) ピエロ@日本武道館2日目

1.MYCLOUD
2.FREEZE
3.ENEMY
4.PERFORMANCE
5.Adolf
6.WINDOW
7.夕闇スーサイド
8.CLOWN'S MUTTER
9.パラノイア
10.UNMASK
11.OVER DOSE
12.深い眠りが覚めたら
13.HILL−幻覚の雪−
14.UNKNOWN
15.PIECES
16.ドラキュラ
17.ネオグロテスク
EN1.壊れていくこの世界で
EN2.THE LAST CRY IN HADES(NOT GUILTY)
EN3.HEAVEN
EN4.WINDOW(潤Vo.)
EN5.メディアノイド
EN6.PSYCHEDELIC LOVER
EN7.SUPER STRING THEORY
EN8.CREATURE
EN9.満月に照らされた最後の言葉
EN10.ATENA
EN11.BIRTHDAY
EN12.HUMAN GATE
EN13.蜘蛛の意図

昨日よりもっと酷いよ、奏さん・・。
今日も17時OPEN・18時STARTでしたが、地元駅(南柏)に着いたのが17時
(OPEN時間ですよッ!)。
よく間に合ったなぁ・・と思います。
家から駅までが遠いだけで、駅まで着けばそんな時間でも
間に合ってしまうものなのですね。
千葉、バカにしまくりでスミマセンでした、素敵だわ、やっぱり
(でも大学までは家から2時間半掛かってたな・・、多分その後遺症で、
「家から都内出るのは2時間前後掛かる」と思い込んでるんだろうな・・)。

17時50分か55分くらいに会場入り。
5分ちょっと押したかな?
今日(私が取ったチケ)も、昨日と大差無い場所でした。
アリーナQブロックで、後ろから数列目・・。
光央っちはアイジ見えるけど潤が見え辛く、私はその逆で。
「アイジ、絶好調ですよ!」「マジで?やっぱり?」みたいな。
光央っちの隣りがちょっとキツかったけど(薄っすら噂に聞いてた・・笑)、
2つくらい前にも、一見動きがおかしそうに見える人が居たんですよ。
でも、よく見てたら面白かった。
凄い勢いで一生懸命にあらゆる振りをしてるんだけど、
「あっ、今、間違えた!」と思ったら、その途端、
「ぐあぁぁぁ!」って感じに頭抱えて、後ろに反り返って、
前にガクーッと項垂れたり(その間0.5秒くらい)で物凄かった(笑)。
何つーか、普段のウチ等コンビのノリですよ、
ライブではそこまでして無くても、普段はそんなんです。

今日もキリトが白かった。
このツアーの衣装の白バージョン(多分←遠いのでよく解りませんが)。
あとは・・忘れてしまいました(何〜?)。
(ライブ4本行って、さっきもディク6のDVD見ちゃって、記憶ゴッチャです。)

夕闇があって、またキリトがあの大阪で見た振りで!
迷わずコンビも揃ってやっちゃいましたが、何だ、あの可愛い振りは!
「年初めの神聖な武道館、・・オレ達なんかが来ていいんでしょうか?」
「この素晴らしい武道館・・大切にしていきたいですね・・、
だから、オレ達で・・飛び跳ねて、床をぶっ壊しちゃいましょう!」
CLOWN'S MUTTERのジャンプは、今日も昨日と同様、
今までやってたのをやってくれなかったねぇ。

今日もODで万能の神な潤に、光央っちの心が変わってきたよ!
「カッコイイとは言えないんだけど、何か可愛かった」
・・・・ッ!急成長!
デビュー前から今まで、私がジャーっぽくなってた時期でも
白い目で見ていた彼女も、ついに目覚めました!
やりましたよ、潤さん!翡彗さん!その他大勢のジャーの皆様!
もう一押しです、「カッコイイ」と感じさせたいと思います(難しいかなあ?)。

今日は、深い眠りが覚めたら・UNKNOWN・PIECESの間にHILLも入れてた。
そして、ドラキュラとネオグロで本編終了。
「己達の名前を、己で叫べ!」でネオグロ。
本当に本編短い(という気がする)。
本当にピエロライブの本編って、ぐわぁ〜と過ぎ去っていく感じで。
今ツアーは今までより、どの会場でも同じ流れじゃなくて、
それも凄いと思ったけど、割といつも計算された曲順でまとまってて、
曲数はしっかり17曲もやってるんだけど、1曲の時間がピエロはみんな短いから、
あっという間に過ぎていっちゃうよね。
実際、確か1時間半もやってないよね、いつも本編は。

アンコ1回目。
壊れていく〜・無罪・HEAVEN!
何と、無罪!そして、HEAVENまで!

アンコ2回目。
最初、ベースを奪われ、ガックリなコータ、
「初めてフルコーラス聴ける?!」と大喜びで飛び跳ねるウチ等コンビ。
センターに立って、
「うわ〜、マジで?・・マジで?うわ〜参った!」
と弱々なコータ。
・・が、次の瞬間、潤ギターを奪っちゃったキリト。
潤の解説↓
「いや〜、あまりにも巧妙過ぎて・・安心しきってました。
スタッフのローディーの加藤君ってのが居るんですけど、加藤君がね、
“じゅ、潤さん、すみません!チューニングを!
チューニングを直さないといけないので、
ちょっとギター下ろしてもらえますか?”
って言ってきて、下ろしたらコレです・・。」
「お父さん、お母さん、僕もついに武道館で歌う日が来ました!」

(タケオ)
潤「今日はリハではドラムやってたんですよ。
・・良かったですね・・チクショウ!(笑)」
「リハでドラム叩かれてた時は、本当に頭真っ白になりましたね。
オレはココに座ってドコドコやってるのが一番気持ちいいです。
オマエ等に向かってドコドコやってるのが一番気持ちいいです。
なのでぇ〜、オマエ等もドコドコ返して下さい!
ドコドコドコドコ返して下さい!
オマエ等のドコドコはそんなもんか?
オレのドコドコは凄げーぞ!
このドコドコに負けないくらいの・・ドンッ!って言ったら
ドンッ!って返すくらいの凄いパワーをぶつけて下さい!
もっと〜!もっと〜!・・オマエ等サイコーだ!」

(コータ)
潤「オマエがやれば良かったのに!
(コータを見て)・・ムカつくな〜(笑)。
あとで楽屋でミーティングしますから!」
「いや〜、危ね〜危ね〜!ホント危なかった!
僕もココでボンボンやってるのが一番気持ちいいです、ボンボンね!」

(キリト)
潤「オレだって、そこでジャカジャカやりたいですよ・・ぷはっ!
(ギターキリトを見て、また吹き出す)」
「まあ、ココに立ってるからって、ココでギター弾くとは限りませんよ・・。
(客席「ええ〜?」、メンバーはドッキリ、特にアイジ超動揺)
リハではドラムを叩いてみたりしてね、安心しきってたようですが・・。
ローディーの加藤君っていう、ちょっと乳首が感じ易い子と
打ち合わせをしてね、ちょっとした小芝居を打ってもらいました。
潤との絆も深いかもしれませんが、それ以上に僕との絆は深いですからね。
武道館で素人の歌を(笑)・・聴いてもらいましょうかね。」
潤「僕の加藤君を取らないで下さいよ!」

(アイジ)
潤「その髪型、いいですね。」
「はい、どうも!(潤に向かって)・・ドンマイ!
(何やらモソモソと喋って)・・退き過ぎじゃねぇ?(苦笑)
昨日・今日と侍っぽく気合い十分です!・・オッス!」

(潤)
キリト「表面上は嫌がってるように見えて、
実は一番歌いたがってるのはコイツです。
ツアー中もちょくちょくカラオケに行ってたみたいでね、
僕からしたら、何で金を払ってまで歌いたがるのか?と・・。
職業上、理解出来ませんが・・それだけ歌いたがってるんでしょうかね?
武道館で歌っていただきましょうか?しかも、チケット代を取ってね。
ピエロボーカル・ジョン!」
「どうも!ボーカル・ジョンです!
ココに立つのも大分慣れてきましたから、今日は頑張ります!
・・だから、絶対に退かないでね!
じゃ、じゃあ、気合い入れて行くぞ!よろしく!」

そして、潤Vo.でWINDOW!
最初のシャウト、本来よりも前の部分でやっちゃってましたが、
それでも堂々としてましたよ!
やっぱり上手いね、一番安心して聴けるよ。
何気に私、名古屋と岩手で聴けなかっただけで、潤WINDOWは3回も聴けたんだね。
潤ハーケン(イントロオンリー)も聴けたし。

潤「今日は気持ち良かったです!ありがとうございました!」
キリト「高いチケット代払って・・(苦笑)。
凹まそうと思ってやったのに、逆に気持ち良くさせてしまいましたか・・。」

「今回のツアーは、いつもよりちょっと少なめでしたが、
各地を廻ってきて・・やっぱり凄いね、ナメちゃいけないね。
北はウクライナから、南はアフリカまで・・(笑←もしかしたら地名違うかも)。
昨日も言いましたが、来年・・じゃないや!今年だ!時間の感覚が・・!
今年で10周年で、5月はディクテーターズサーカスで。」
「こうやって10年続けてると、メンバーも歳を取りますし・・。
長く続けてると色々あるんですよ、大の大人がムサ苦しく5人も集まってるとね。
10年だからね、いくら仲良かったとしても、10年も一緒に居ると、
時々・・イラッと・・(笑)。
そうやって、バンド始めた頃の気持ちを忘れて、
ちょっとずつ仲が悪くなっていって、酷いと解散とかあると思うんだけど・・。
でもオレ達は、仲良しでは無いんですけど〜、仲良しこよしでは無いんですけど、
10年経っても、これから20年・30年と経っていっても、
ずっとこの仲間を愛してます。
だから、時代が変わっても、オレ達は何十年経っても好き勝手やって、
こうして立ってると思うから、いつでも来いよ。
昨日も言ったけど、ピエロは永久に不滅です!」
大阪でのタケオさんのアイジへの告白より、規模も大きく(笑)、
言って下さいました、キリトさん。
「仲良しじゃないんだ〜、あははは〜・・」とかちょっと思ったけど(苦笑)、
頼もしいですね。
やっぱり去年も色々あったからなぁ・・(遠い目)。
ピエロを好きになれたことは、本当に幸せだと思う。

CREATUREまでやって終わりかけたんだけど、
キリトがこっそりマイクで客席にアンコを求め、またそれがすぐ揃う!
(ピエラーのノリの良さ・真剣さも素敵だ!)
で、またワザとらしく、
「ええ〜、まだやるのぉ〜?やらなきゃいけないのぉ〜?
じゃあ、ピエロメンバー・・コータメンバー!コータ容疑者!戻って下さい!」
コータ容疑者って何なんだ(笑)。
で、「1階〜!」「2階〜!」「アリーナ〜!」って煽って、
それぞれみんな凄かったから、みんな拍手。
エール交換みたいでしたね。

「凄いね〜、大した宣伝もして無いのにねぇ〜(笑)。
普通の人だったら、ピエロって聞いて、
“まだやってるの?”とかいう反応しそうですけどっ。
でも、解る奴等にだけ解ってもらえればいいし、
そういう風に何も宣伝とかしなくても、
これだけ解ってくれる奴等が集まってくれるんだから凄いですね。
そんな流行に流されるようなアンポンタンはどうでもいいです。」
・・ア、アンポンタン・・ッ!出た!
大阪の「ちゃんちゃら可笑しい」に続き、「アンポンタン」!

そしてアテナで終わりかけたんだけど、客席からまたアンコの声が。
「どうもありがとう!こんなに沢山の拍手をもらって終われるなんて嬉しいです。
うるさい、うるさい!
(変なキャラになって→)言われたらやるバンドではありませ〜ん!
だけど、やりたい時にはやるバンドです!
じゃあ、今日、オレはやりたいのか?やりたくないのか?どっちなのか?
・・それは!・・今日は言わないっ!
だけど、・・もうちょっとやるっ!」
この喋り方が凄く可愛かった!
で、「じゃあ、ピエロ構成員達集合!」で、ステージ上でミーティング。
「ステージ上でミーティングするバンドも珍しいですけどね・・」
なんて言ってたけど、全然OK!
他にも知ってますから!ラクリマとか!(笑)

またバンドが出来て10年経つという話をして、
「いつの間にかキャリアが長いバンドになってきてね・・。
でも、こういう風にステージ上で打ち合わせしちゃうようなバンドです。」
「僕も長く生きてきて、今年で23歳です!(「ええ〜?!」)・・何っ?」
キリト若ぇ〜!SHUSEみたいだ(笑)。

「これからも言いたいことを言って、誤解されるようなこともあると思うけど、
守りたいものを守って、周りから攻撃されることも恐れないでやっていく。」
「こうやって楽しくライブやれる毎日が来ることも、一日一日が奇跡だと思う。
何でも無い一日が毎日来ることが普通だと思ってるかもしれないけど、
いつ何があるか解らない、急に来なくなることもあるかもしれない。
大切な命が消えてしまうこともあって、新しい命が生まれていって・・。
オレの周りでも、大切な命が消えてしまったこともある。
でも、オレの大事な仲間から大切な命が生まれたりして、
そういうことの繰り返しだと思う。
ココに来てくれたみんなの命も、オレはこれからも祝福していきたいし、
戦って守っていきたいと思う。
その為に、オレにちょっとだけ何も言わずに微笑んでくれれば、
これからもやっていけると思います。
全ての命に捧げたいと思います。」
というMCがあってBIRTHDAY。
(ゴメンナサイ、もう他の会場の記憶と混ざっちゃってるかもしれない。)

そして、BIRTHDAYに感動しきってたところで、
「いい感じに終われるように見せ掛けて・・もうちょっとやっちゃおうかなっ!」
と、さらに続くアンコ。
「こんな性格だから、よく“辞めてやらぁ〜!”とか言うけど、
付いてきてくれる仲間が沢山居て・・。
昔は、こういう考えを否定してたんだけどね・・。
最近はオレ達5人以外にも、ライブを作る為にも、
支えてくれる人達が居ることを実感して・・。
遅過ぎるんだけどね、最近やっとそういうことに気付くようになりました。
で、その大切な仲間の一人がね、
“キリトさぁ〜ん、僕、この曲聴きたいんすよぉ〜!”
って言うので!やることを決めた曲です!
まっ、みんなも凄く聴きたいと思うので、喜ぶと思います。
皆さんと、ミスター雨辻(天辻?アメツジ?アマツジ?そんな名前)に
送ります!HUMAN GATE!!」
客席中大悲鳴!私も悲鳴&崩れ落ちた。
ナイス、雨辻?天辻?さん!

「でも、まだ何か物足りないな!
一番最高のシメで終わりたいと思います!
覚悟は出来てるか?ラスト、コレだ!」
あれか?あれか?あれしか無いよな?と興奮したよ。
やっと来ました!蜘蛛の意図!
いつの間にかタケノコニョッキな光央っちにもウケた・・。
貴女、凄くジャーに近付いてきてますって!認めよう!(笑)

最後、下手花道で、キリトがコータの頭を押してお辞儀させてました。
タケオさんの「オマエラサイコー!」の後、潤が、
「オマエ等、これからオレ達も本物になっていくからな!
オマエ等も付いてこいよ!・・愛してるぜ!」
って言って、タオル(多分)を投げて去っていきました(かなり飛んでた)。


その後、コンビは九段下で呑み、柏(の元バイト先)でカラオケオール。
一晩居て、綺麗にピエロ曲しか歌わなかったなんて、多分初めてですよ。
いや〜、ツアーもとうとう終わってしまいました。
静岡から大阪までの20日間、お金が本当に無くなって
(元々貧乏なくせに、本命1バンドじゃないから・・)、
長野も仙台も行けなかったのが悔やまれますが、よく廻ったね。
あと1ヶ所廻ってたら綺麗に完璧「半通」になるんだと気付いて、
自分でも驚きです。
AFツアーと同じ本数だったんだけどね(今回の方が短いツアーだったからね)。
今年はもうちょっと遠征貯金とかしとこうと思います。



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