独り言

2006年12月25日(月)

山の静けさが雨音に包まれたとき、僕らは頂上に到着。
僕らがひとつだったら、もっと幸せだったのにね。
それから、旅の宿で激しく川を打つ雨を眺めていた。
君は雨音を子守唄代わりに、寝息を立てていた。
僕は、その隣で君の寝顔をぼんやり眺めていた。
それから僕らは、たわいもない話を続けて、古いお寺に行った。
雨の古寺で、和菓子をほおばって、今年一番の思い出を噛み締めた。
秋の虫の音が優しく響いたなぜか初夏の出来事。


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夜露 [MAIL]

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