2001年06月18日(月) |
35週4日目 帝王切開〜双子誕生 |
陣痛に移行しないものの、お腹の張りはいっこうに収まる気配なし。朝から8分おきに張るので、起きあがらず様子を見ていたら、そのままNSTテストの機械をつけることに・・・。歯磨きも洗顔もまだなのに・・・。
やっぱりお腹の張りはおさまらず、間隔も短くなってきたので、急遽、午後帝王切開で出産することになりました!! とりあえず看護士さんに家族に連絡をとってもらいました。(当然ながら、全員予期していなかったらしく驚いたそうです)
病室で破水しては大変なので、陣痛室へ移動。心電図を取ったり、剃毛したり、導尿したりと手術準備を着々と済ませした(水分は飲めません)。 2時頃、仕事を抜けて旦那さんが来てくれてちょっとホッと一安心。私の前に帝王切開の手術を受ける人がいて、赤ちゃんが産まれる産声が聞こえてきてじんわり感動しちゃいました。
さあ、いよいよ私の番!3:30、裸になり手術台へ。前もって注射を打っているので、ちょっとふら〜とした頭・・・。手術台に上がり横になって、背中に麻酔を打ちました。とたんに下半身の感覚が無くなり頭もも〜ろ〜。 酸素吸入をうけつつ、あ〜お腹が切られてる〜引っ張られる〜と思っていたら第1子女の子誕生!残念ながら対面出来ず、赤ちゃんはそのまま処置へ。間をおかず第2子誕生。この子とも対面できず・・・。 一体何がどうなっているのか訳分からず、頭はも〜ろ〜としたまま、あちこちを見ようと頭を左右に振ってしまいました。(これが原因で、後に悲惨な目に合うことになろうとは・・・。)
女の子は「おぎゃ〜!」と泣いたのに、男の子の声がしません。院長先生が処置室へ向かいなにやらやっているようでした。も〜ろ〜としたまま、副院長先生にお腹を縫われる私。 後で聞いた話ですが、第2子の男の子は、呼吸をして無くて仮死状態で産まれたんだそうです。院長先生に呼吸器を付けてもらってようやく呼吸を始めたそうです。廊下で待っていた旦那さんや家族はやきもきして待っていたそうです。 ガラス越しに処置を受ける双子を見て、旦那さんは心配でたまらなかったそうです。院長先生が出てくるなり「二人目の男の子は、蘇生させました。」と言ったもんだから一同言葉を失ったそうです・・・。
双子はそれぞれ保育器へ、私は病室へ。麻酔が利いてまだも〜ろ〜とした状態で、家族と対面。ず〜っと水分を取っていなかったので、のどが渇いていました。でも、きゅうに飲むと吐いてしまうそうなので、氷をもらってのどを潤しました。 頭を動かしたら後で頭痛がひどいと聞き、じっとがまん(でも手術中動かしていたんだなぁ〜。もう手遅れ・・・)おまけに背中がすご〜く痛いよ〜!
<深夜> 麻酔が切れてくると寒気が襲ってきました。看護士さんに言うと電気毛布で温めてくれました。だんだん、じくじくと傷が痛んできます。背中も痛いし、傷も痛い、子宮が戻る痛みもあり、うとうととするもののほとんど眠れず・・・。 深夜、様子を見に来てくれた看護士さんに痛みがひどいことを涙目で訴えました(痛みでじんわり涙がぽろり・・・。) 4時間以上経過していたので、鎮痛剤の注射をしてもらってようやく眠りました。でも、明け方にはまた痛みが〜!!
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