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2005年02月18日(金) 原稿とシエスタの幻影。

原稿、進んでます。
昨日の時点でナンバーが10だった原稿が
今16になっています。

ここで一区切りつけようという感じ。
話もそんな構成だし。

16pのアウトラインを描いた所で昼の2時半だったかな。
少し眠かったのでシエスタ。


夢を見た。

自分はその話のヒロインだ。
彼女は、親兄弟の記憶がとても薄い。

世界は、冒険に満ち溢れている。
でも、時代や社会背景は今と変わらない。
ただ、人が少し特殊なだけだ。

ヒロインは、一つの特殊な能力があって、
窮地にあるとき、身につけているアクセサリーに
自分の声(悲鳴)を同調させ、増幅させ、
周囲のあらゆる危険物質を破壊することが出来る。
その代償に、悲鳴と共に、彼女の記憶にある、
一番身近な人のことを忘れてしまうのだ。

彼女は一度、それをやってしまっていた。

だから、普段生活している周囲の人たちを
親兄弟だと意識しようとしていても、
あの窮地にいた以前の記憶がない。
どんな窮地かは覚えている。
冒険に満ち溢れた世界だから、
妙な洞窟に押し込まれて銃を持った人間に脅されていたようだ。

そんなことはどうでもいい。

記憶を失う。

そのことが、すごく恐ろしく、悲しいことだと思った。

夢の中で、自分が主人公とシンクロしながらも、
観客になって、そう思っていた。

このあと、また一つ冒険が始まり、
ヒロインは窮地に陥る。
そして、力を使ってしまう。
知り合ったばかりの人との想い出も薄れ、
さらに遠ざかりつつあった親兄弟の記憶すら消失する。
帰る場所は覚えている。
人の記憶がない。

すごく、かなしい、夢を見た。

少し、この夢と向き合うために
一度、二度と起きたけど
夢うつつの中でムリに横になってみた。

ただ、空しさだけじゃなかったからだ。
知り合った人たちとの冒険。
その中で生き生きとしているまた別の特殊な力を持つ人たち。
そんな世界が、ちょっと楽しかったから。


夢は覚めた。
原稿をやろう。
夢で見たその話は後で描くかもしれないし、
描かないかもしれない。

ただ、誰かの記憶を失うのがとても怖いと。それだけが頭に残った。
もともと覚えは悪いのだけれど。


ゆり

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