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2004年03月26日(金) 悲しみの感情

今日、夕方。
一人の人が亡くなりました。

あたしが会社に居たときに取引のあった得意先の営業さんで
敏腕の方でした。
この方から、たくさんのことを学び、
いつかはあたしの作った物でうならせて見せよう、
と思っていました。

ひとつの目標だったと思います。
そこをクリアしてやっと一人前みたいな。

でも、その方は逝ってしまいました。
9ヶ月の闘病。
治療の開始時点から、かなりよくない噂は聞いていたので
いつかはと思ってはいました。

それが、こんな節目のときに。

なんだか、
もうこっちのことは気にするなよ、と
きっぱりけじめをつけてくれた。
そういう気がします。
さっぱりしたところのある、気持ちのいい方でしたから。

悲報を聞いたとき、悲しい感情が出ませんでした。
相変わらず感情の回路が壊れてるんだな、とも思いました。
いま、こうして気持ちを連ねていても、悲しいという感情が
大きく欠落してるような、空虚感があります。
混乱とも違う、やはり感情表現がうまくいかないのだなと
実感してしまいます。

実際に、お葬式には行きたいです。
そこで、悲しいと思えるのかどうか判らないですが
あたしには、とても大切な人が逝ってしまったのですから。

やっぱり、
気にせず行ってこい!
って言ってくれてるんじゃないでしょうか?

そう、思わせてください。
勝手ですけど。


ゆり

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