蓮華在水
傷跡|既壊地|未壊地
幼き日々を思う あの頃 あんなに高かった石塀を見下げ 懐かしい家からは 兄と遊んだベランダと バラのアーチが消えていた 一歩 また一歩 あの人の生家を見据えながら 不安と期待の中 変わらぬ表札を認める まだ 思い出はここにある あなたは永遠のように遠い存在となったけれど あなたの記憶は 色褪せない 10年 あなたは何をしている? どう生きてきた? あなたを消せないと嘆いた私も 今は最愛の人を見つけました
どうか 幸せに 曇ったあなたの少年時代を葬るほどに 光に満ちた未来が あなたを包みますように
言葉は尽きない ただ ただ あなたに幸あれと 祈るばかり
さようなら 元気でね 大好きよ…
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