遂に私もあの問題について |
ひとこと。 輸入CD規制法案ね。
まあ一言でいって鎖国する気か?って感じですね。 音楽は世界共通の文化です。 それを政府によってその文化を知ることを規制されてしまうわけです。
で、もうちょっといろいろ考えてみると。 私を含めこの日記を見てくれている方の大部分はロック・リスナーで あるかと思います。 ロックのCDも国内盤が出るもの出ないもの、たくさんあります。 でも人気のあるバンドは待ってればだいたいは国内デビューしてくれます。
しかし、世の中の音楽は勿論ロックだけではありません。 クラシックやジャズは、実は驚くほど国内盤化するものが少ないです。 これは私が仕入れ担当をしていたときに感じたことなので、 実際数字にしたらどうなのか分かりませんが。 かなりのビッグネームでも輸入盤しか出ない・・・なんてのがたくさんあります。 それにこういったジャンルはロックよりもはるかに幅が広いです。 クラシックだったら同じ曲でも演奏者、指揮者、果ては日にちによって 細分化されているのです。
こういった音楽のファンの方にはこの法案は大打撃です。 ただでさえ困難なCD収集が不可能になってしまうわけです。 ためしにでかいCDショップに行って、そのあたりを見てみてください。 輸入盤だらけです。
ダンス・トランス系なんかもそうですね。 ほとんどがマイナーな海外レーベルだったりします。
そして、はたして輸入盤は日本の音楽シーンにとって不必要なものでしょうか? 輸入盤から火がついて日本デビューが決まったバンドなんて山のようにいます。 そのきっかけもなくしてしまうかもしれないのです。
とにかく最悪の事態(輸入盤の個人輸入さえも禁止)は避けて欲しいものです。
ところでLPは対象外なんですかね? 紅男はそっちを心配してるみたいなんだけど。
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2004年05月04日(火)
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