石田衣良の『娼年』を読んだんですが、イマイチだったかな。
他のを読みたいという気にはならなかった。
さらっとし過ぎてるからかな。
街の風景の描写などは、素敵だけれど、何だか、東京の内側のことばかりで、鼻につく。
読むのはさ、23区内の人ばかりじゃないんだからさ。
そして、個人的には、風景描写よりも、心理描写の方が好きなので
人の内側が、あんまり描かれていなかったから、ちょっと、味気無い感じがした。
綺麗な文章だけど、あんまり後に残らない感じ。
何て言うか、フルーツゼリーみたいな感じ。
2006年07月09日(日) ブログ中毒。 2005年07月09日(土) ゆったりとした時間。 2004年07月09日(金) 夜中の手紙は、一晩寝かせて。 2003年07月09日(水) 田村君でした。
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