久しぶりの、PCからの日記。

「それから」を、ずるずる読んでいたんだけど

明日あたり、ラストにたどり着きそうです。


んー、やっぱ、微妙。

夏目漱石は、アンニュイだね。


フィクションかノン・フィクションか曖昧なところも

読者をアンニュイにさせるように感じる。


漱石の本は、毎年売れているようだけど、あれはたぶん

高等学校の先生が、教材として買わせているからに違いない。

まったくもって内容は、一般的ではないからね。


しかし、高校生が、漱石の本を読んで感動するかは疑問。

文学にどっぷりつかった人には、素晴らしい

と感じるかもしれないけれど、そうでもない人には

ドラッグのような魅力は感じられないからね。


でもまあ、100人に1人でも、それをきっかけに文学に目覚める人が

出るかもしれないから、それもまぁ、いいのかなぁと思う。



もうすぐ、ラストなんだけど

どうして、最後の最後になって

おもいっきり恋愛小説になってしまうのだろう。

この部分だけであったら、誰もが夢中になるかもしれないが

どうにも、ここまでの道のりが長い。


途中までは、社会情勢や、思想や、日々思うことが殆どを占めている。




漱石が書きたかったことは、いったいどちらなのだろうか。

2005年10月14日(金)　早い。
2003年10月14日(火)　最近どおよ？