Diary
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■■■ ペレットの話 ■■■ |
2005年07月22日(金) |
無事、実家に着きました。 写真は今朝のそら。ツマヨウジをくわえたままピッ!とひと鳴き、同時にパッと羽根を開いた瞬間です。ツマヨウジ、久しぶりだったので嬉しかったらしい。(笑) もう帰省はすっかり慣れたもの。道中、キャリーの中でも、粟穂をくわえて走り回って遊んでいました。(^^)
今はもう大きな風切羽は全部なくなってしまって、そらの翼は小さな可愛いものになっています。耳の穴も透けて見えています。シッポも寂しい・・・でも元気。 以前40gあった体重は、今は37g前後。けれど良く考えてみると、お迎えした当初のそらの体重は37gでした。我が家に来てから40gを超えるまでに増えていたのです。だからきっと37gという体重も、そんなに心配するようなものではないのかも知れません・・・
さて、今年の冬、食欲をなくしてダウンしたそらが元気になったいきさつを、まだお話していませんでしたね。
そもそも、昨年の12月頃から、そらはあまりペレットを食べたがらなくなっていました。ケージの中ではおなかがすいても食べるのを我慢して、その分、放鳥した時におやつのシードをたくさん食べているようでした。体重に影響している風でもなかったので、私も単なる嗜好の変化かと、あまり深刻には考えていませんでした。が、その後2月に入ってダウン。 BBSでのやり取りをご覧になっていた方はご存知でしょうが、当家で与えていたメーカーのペレットを食べ続けて胃炎をおこした鳥さんが多いらしいよ、という情報を頂いたのはそんな時でした。
ものは試し。ペレットをやめて100%シードにしてみたところ、そらの喜ぶこと喜ぶこと。エサ入れの前でツクツク発情鳴きをしながらダンスを踊り、トントントントントン!とクチバシを床に打ちつけ、びえっ!と喜びの雄たけび。時には夜中、遮光カーテンをかけたケージの中から、この「トントントントントン!」が聞こえることもあり、その度にだーと顔を見合わせて笑ったものでした。エサを変えてから3日間くらいはそんな状態でした。はっきり言って、ちょっと異常なんじゃないの、というほどの喜びよう。(^^;
そして、そらは復活しました。 もともとペレット、特にこのラ○ディ社のペレットを、そらは好んでいました。別のメーカーのペレットからこのペレットに変えた時には、急に食べる量も増え、体重も増え、その後他のメーカーのペレットは食べなくなったほどです。おいしかったのでしょう。 でも、1年が経過し、食べたがらなくなった。嫌々食べるようになり、ついには一切食べるのをやめてしまった・・・単純に飽きたから、なのか。飽きたから、という理由だけで、おなかがすいていても食べるのを拒否するようになるものなのか? もしかしたら、そらは自分の不調の原因に自分で気づいたのかもしれません。私はそらに、とんでもなく申し訳ないことをしていたのかもしれません。想像の域を出ない話ではありますが。
病院の先生にこのペレットのことをお話してみたところ、実はそういう噂はかなり以前からあったのだそうです。が、鳥の不調とこのペレットの因果関係がはっきり確認されているわけではありません。また、このペレットは一番よくペットショップで見かけるペレットですから、ペレット食のペットの鳥でこれを食べている子はたぶん一番多いでしょう。体調不良の鳥がどのペレットを食べているかの統計をとったら、このメーカーの名が多くあがるのは当然かもしれません。
が、少なくとも私は、もう2度とこのメーカーのペレットを我が家の鳥たちに与えることはないでしょう。単純に怖いのです。 なにより、そらが2度と食べたがらないでしょう・・・
ちょっと思いきったことを書いたかもしれません。本当に書いて良かったのかどうか、不安でもあります。が、もしかしたら、皆さんのお役にたてる情報であるかも知れない。そう思うと、書かずにいられませんでした。
鳥を愛する飼い主の皆様へ、こんなことがあったよ・・・というお話でした。
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