Diary
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■■■ 羽毛異常 ■■■ |
2004年07月26日(月) |
昨日の日曜日、そらをつれて病院に行ってきました。 毛引きをしているんじゃないか、と思ったからです。
ここ1〜2ヶ月の間に、そらの全身の羽根がなんだかみすぼらしくなってきたような気がしていました。 そらもかららと同様だらだらと換羽が続いていましたので、そのせいなのかなとも思っていたのですが、先週の土曜日にそらが上に伸びあがった時、フトモモの上の方に地肌が見えている部分があるのを見つけてしまったのです。 ショックでした。 よくよく見てみると、普段は翼の下に隠れている脇の部分の羽毛も、妙に薄いような気がします。
目が見えなくなったり、気に食わないかららがいつも身近にいたり、そのかららにママをとられてイライラしたり、毛引きの要因になるストレスはそらにはいくつもあるように思われましたし、そのう炎が原因で毛引きをすることもあると聞いていましたので、先の健康診断でそのうのガンジダが増えていたのも気になりました。
また、毛引き疑惑とは別に、そらの抜け落ちた羽根に時々おかしなものが混じっているのもちょっとひっかかっていました。以前から、たまに、新しく生えてきたほぐれたばかりの羽根が抜けていることがあったのですが、1ヶ月ほど前からその新生羽の抜け落ちをひんぱんに目にするようになっていたのです。中には、きれいな羽根でも、ふちをそらが自分でかじったような形跡のあるものもありました。一度病院で先生に診ていただこう、と、その抜け落ちた羽根を集めてビンにとってありましたので、これも一緒に病院へ持って行きました。
私が持参したそらの羽根を一目見て、「発育不良の羽根です」と先生はおっしゃいました。 そらを手にとって羽根を広げて観察し、私の話を聞いて、 「これは、この子が自分で羽根を抜いているんじゃないと思います。自然に抜け落ちている。普通に羽づくろいしただけで簡単に抜けてしまうんでしょう。」 毛引きじゃないのか、と一瞬ほっとしたのですが、 「自然に抜け落ちているとすると、かえってやっかいです」 と続けて先生はおっしゃいました。 確かに。それはつまり、体の病気だということだから。 細菌性・ウイルス性の羽毛障害の可能性。口にしたくはありませんが、PBFDである可能性もあります。 診察中に抜け落ちた筆毛を、病理検査にまわしていただくことになりました。 DNA検査用にも1本検体が欲しかったのですが、この時はうまくとれなかったので、2週間後にもう一度検体をとるために病院に来ることになりました。PBFDであるかどうかは、DNA検査で確定できます。
もし、そらがPBFD陽性であれば、かららの方も検査する必要があるとのこと。他の細菌性の病気であれば、かららの検査は必要ないとのことでした。
さてさて、大変なことになってきました。よもやうちの子にあのPBFDの疑いがかかるなんて。 もっとも、他の病気である可能性もありますし、また、そらの肝臓は未成熟で小さく普通より機能が劣っていますので、その辺が関係している可能性もあります。検査の結果がはっきりするまでは、余計な心配をするのはよそうと思います。
そらは、今日もとても元気です。 診察の時はこちらがびっくるするような悲鳴をあげて(あんな声、はじめて聞いた!)、その後すっかりしょげてしまいましたが、家に帰って 「えらかったね! そらちゃん我慢したね〜」 「頑張ったね。もう怖くないからね」 と、だーとふたりがかりで話しかけ続けるうちに、じきにお目々クルクルの嬉しそうな表情に。すっかりご機嫌になりました。(^^)
ずっと30g台だった体重も、今日はやっと40gに。 でも、目が見えなくなる直前にも体重は増えていたし、そらの場合、体重はあんまりアテにならんなぁ・・・(^^;
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