Diary
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■■■ みんな愛が欲しいのだ ■■■ |
2003年10月25日(土) |
ヤボ用でまた実家に帰っていました。人間様にはやむをえない事情と言うものがありまして・・・可愛そうだけれど療養中のそらはパパに世話を頼んで家に残し、今度もかららだけ同伴です。実家で、人間てのは愛がなければ生きられないんだなぁなどとしんみり考えさせられ帰途につき。ううん。(謎)
帰ってきて、しばらく寂しい思いをしたそらに「ちゃみち(寂し)かったね〜ごめんね〜」 ママだ、ママだ!と喜んではしゃぐそらを見ていると、なんだか目頭が熱くなってきたりします。おまえも愛が欲しいんだねぇ、いっぱいあげないとねぇ、で、目一杯かまってやりました。 かららの方はずっと私と一緒だったから、と気を抜きまして(疲れてたし、つい面倒になって^^;)、適当にそこら辺で一人遊びをさせていたんですが、ふと、なんだか様子がいつもと違うなと気づきました。目が冷たいんです。態度が冷たいんです。私のところに甘えにもこないし、目が合うと「ぷいぷい!なによ!あたちひとりであちょぶわよ!!ふん!」てな感じで向こうへ飛んでいってしまいます。 考えてみれば。片道5〜6時間ものあいだ狭いキャリーに閉じ込められ、慣れない家で生活しなければならなかったかららも大変だったはず。この子はいつも元気なので、つい、無事に帰ってきて当たり前みたいに思ってしまうのですが。
2mほど離れた床の上で遊んでいるかららに手を差し伸べて、 「からちゃん、頑張ったね。えらかったね。よく無事に帰ってきてくれたね」 と心を込めて声をかけてみると、途端にかららの表情はふわっと柔らかくなりました。小首をかしげて私の顔を見つめ、次にタカタカと一目散にかけてきて、飛び乗った手のひらにほっぺをスリスリ。「掻いて〜」と甘えてきます。 ほんとにこちらの気持ちを読むんですね、この子たちは。私の「気持ち」が欲しいんだなと・・・あああ、だめ。ちょいと感傷的な今日この頃。
折りしも、自分の子供が年下の恋人に嬲り殺されるのを黙ってみていた母親の事件の話。子供はママの愛が欲しくて、通っている幼稚園の先生に「ママに一緒に寝てって言って。一緒にお風呂に入ってって言って」とお願いしていたという。ああああもう! やれよ、ママ!あんたの愛を!(号泣) その子供と、うちのそら・からがダブってきます。私、危ないかも。
写真は実家に帰る前のもの。黄バラの造花の上でちんまりくつろぐそらと、「あたちもそこ行きたい〜」と横で隙を狙っているからら。 うちの子たちは、2羽ともボタンにしちゃ目がきつくなくってすんごく可愛いなぁ、と今まで撮った写真を眺めてにまにましていたんですけども。ま、どこの飼い主さんも同じようなこと考えているんでしょうな〜
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