≪☆+ココロの隙間を喰らう悪魔+☆≫    

 

×很湍整×

 僕は、大学生である。
普通に通い、普通に暮らして居る。

特に変わった事はない。
強いて言うなら彼女は居ない。
何故なら女って奴は面藤テ臭い。




朧気に専攻した抗議を聞いて居る最中、
今朝、祐希から電話が鳴った事を思い出した。
内容は 高校の時の同級生が亡くなったらしい。




寝起きだったが為か 曖昧な返事しかしなったのだが…



余り覚えて居ない訳で 何か重要な事があった様なないような…。
ウーンと 頭を抱え思い出そうとするのだが出てこない。
途中 隣りに座ってる 友人が 肩をつついて僕に合図を送る。
『センコーに 見つかるとヤバィぞ』

『あー? 判ってるよ』
曖昧に返事をし 必しで思い出そうとする僕。


どうも記憶が飛んでしまって居て思い出せない。



上の空で抗議を 終えると、
次の抗議まで時間がある事を確認し、教室を後にした。



祐希の電話にかけて見る事にした。
『もしもし 僕だけど、今話せる?』

『ナン?』

僕が 朝の電話のやり取りを思い出せない事を説明した。



『お前 モロ寝起きやったもんなー。(笑)』
と 少し笑い声で祐希が答えた。

『あんなー、オナコーの 瀬戸 梨香って子覚えとるー?
お前のこっちゃけん、覚えてなかろー?

その子が 昨日交通事故で亡くなってん。

生徒会ちゅう 繋がりもあるけん 線香あげにいかんかー?
って、内容やで?思い出して来たか?』


『ン。分かった。』
『ほな、明日 朝迎えにいくけん。 ちゃんとおきとけよ? 8時半にはいくわ。』
『了解。』

と 電話を切ると 僕は早速 瀬戸 梨香って子を思い出そうとする。
生徒会でも 一緒だったと言う 祐希の言葉を便りに。
僕はハッキリ言って 興味ないものにはまったくもって無知で、ましてや、
人の顔とか名前とか
まったくもって覚えないタチである。


ましてや 女等 論外だ。


思い出せないまま僕は次の抗議を終え バイト先へ向かった。






バイト先は コンビニ。





2006年07月17日(月)







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Written by: 琉ゐ。
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