≪☆+ココロの隙間を喰らう悪魔+☆≫    

 

×一体僕が何をしたのだろぅ。×

 午前2時。
痛いほどに恐怖感が脳裏を縦横無尽に巡る。

あの夏オフの時の英理の視線。
あの目は何?何故、見たの?

恐くて、怖くて、おばあちゃんの形見の指輪。
いつも首にぶら下げてるやつ。
アレを強く握り締める。
でも、怖くて、恐くて、布団を身体に巻きつけて
ベットの隅で丸くなる。

掻き回して欲しくないんだ。
もう嫌なんだ。巻き込んで欲しくないの。

止めて。傷が疼くの。
貴方があたしの事ゆってる時。
貴方があたしに何かしてる時。
この傷は疼くの。

ずっと、疼いてた。
英理が、緋色のBBSでゆってた時間。
あの日記の日付。
疼く。この傷は何?
貴方とリンクでもしてるの?
それとも、あたしのヘヤが寒過ぎるから?
何故。疼くの。ココ最近やけに酷く疼く。

痛いの。
この間重い荷物を持ったら「ブツン!!」ってこの手首から
何か切れる音が聞こえた。
その切れた音の後、すごく痛くなった。
それが原因?

ねぇ、どうしちゃったの?
あたしの左手首。


今日ね、フランダースの犬みたの。
実写版のヤツ。
それ見てたら泣いちゃった。
良いよね。フランダースの犬。
犬がカワュカッタ。





2002年01月26日(土)







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Written by: 琉ゐ。
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