『猿のこしかけ』(講談社文芸文庫)幸田文・著/講談社・刊 ISBN4-06-197677-X 本体940円+税また幸田文。実は『流れる』ににじり寄っているつもり(^-^;『帰りたかった家』だかで『流れる』を書いた時の幸田さんの回想があって、興味を持ちました。いつかは。「返事」は「返辞」だったのでしょうか。「事」だと硬くて直線的、冷たくて事務的な感じ。「辞」。いいなぁ。相手を敬って大切に思いやる感じが出ている。情や礼節に溢れている。