脳波検査をしてもらうべく、大学病院に行く日だったが、起きられず、「紹介状のある方は11時までに来てください」のギリギリの時間になってしまう。いつものことだが、いくら眠ってもまだ眠い。 地下鉄とタクシーで、最短距離と思われるショートカットを用いてようやくたどりつき、なんとか受付してもらえた。
だが、ことはそう簡単ではなかった。「専門科はどちらですか」「精神科で紹介状を書いてもらいましたが、あて先の科は、紹介状が封印してあって読んでないので、知りません」「それなら、とりあえず精神・神経科へ行って、予約を取ってください」 地下にある精神・神経科へ。すんごい人が並んでる。きっと朝イチから並んで順番を待っているのだろう。受付に紹介状を出し、しばし待つ。 受付の人が予約ノートを広げながら「今日明日はもう一杯ですので、診てもらえるのは金曜になりますが、いいですか?」
な、なんだってー!
「あのう。紹介状のある人は……(スグニ診テモラエルンジャナカッタンディスカー、と心の中で)」「初診を受けて、それから検査日程を決めますので(有無を言わさない口調で)」「……(抗う気力なし)」
結局、「9月10日午前11時」という予約をとるだけのために、わざわざ行ったことになる。バカバカしい。診療を受けなかったので領収書がなく、ということは、病休もとれないということになる。なんてこった。上司に電話し、この間抜けな事態を説明し、とりあえず、遅くなるけど出勤すると言った(有給もったいないから)。
バス電車をのりついでいったん帰宅し、昼食をしたためてから(のんびりしてるじゃないかバカか俺は)、出勤。すげえ時間になったが、知るもんか。ものの数時間しか職場におらず、すぐ帰る俺。
水曜日で映画レディースデー(1000円で見られる。前売りより安い)なので、ただきちさんを呼び出して、一緒に映画見ようと誘う。気晴らし気晴らし。ストロベリーアイスとコンデンスミルクのクレープ食べる(ああああ甘いものを!)。歌舞伎町で『スパイダーマン2』見て、池袋の大戸屋でゴハン食べて帰った。
夜更かし(←いいかげんにしろ)。
--- 予約しても一ヶ月後にやっと診てもらえる、という場合もあるので、「早いほうじゃないですか」と言う人あり。ひええ。そういうもんなのか、大学病院って。
--- 待ち時間などに、ひさびさに本を読む。スーパーダッシュ文庫『殿がくる!』福田政雄。現代にタイムトリップしてきた信長の行動が痛快で、読みやすく、面白かった! 続編が出るといいな、でも難しいだろうなあ。
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