明け方まで寝ては起き、を繰り返して、朝の目覚めははなはだよろしくない。おまけに頭痛。でかけるべく身支度をしかかったところでくじけ、寝床に舞い戻ることにした。午前中半日休暇。こんなことばっかりだ。→いつもの、しても詮無い自己嫌悪。 寝る前に菊地成孔さんのサイトなど読んだせいだろう、浅い眠りの中で、何故かサックスを習う、けど「君には向かない」と言われて手渡されたのがクラリネットで、吹くのは高校以来だと思いながら、一生懸命吹くのにうまく音が出ない、という夢を見ていた。
道々、花など眺めながら歩く。白木蓮が咲いている。満開を迎えると同時に枯れ始めて、すでに茶色くしおれてしまっている花もあり。大好きな花だが、本当に盛りは短い。
--- 終業後に会議。今日のは(珍しくも)さほど無軌道でも無意味でもなかった。新年度からは体制が変わるようだ(と、他人事のように)。それと、休みがちだった同僚(先輩)がひとり、二ヶ月の長期休養に入ると聞いた。自分も本調子じゃないのであるが、思い切って休むのは悪いことじゃないと、他人事だからこそきっぱりと言える。ゆっくり休んで、元気な顔を見せて欲しい(と、ココに書いても彼女は読むことないんだけど)。
ただきちさんと高円寺で待ち合わせて、ニュートン(仮称)で串カツなどウマウマと食べる。串カツって、なんであんなに旨いんだ? 熱々の玉ねぎの甘さ、豚肉のほっこりしたうまみ、カリっと歯ごたえ良く上がった衣にソースをジュっとかけて、はぐはぐ真っ白な御飯と一緒にいただくと、ほんともう、コレステロールなんか知るか! ってくらい幸福な気持ちになる。美味しいものを美味しいって思えるようになったら、少しは不調を脱してるってことなのかな。そうだと良いなあ。
ひさしぶりで整骨院。あれ、一週間以上行ってなかったっけか。ぐにぐにと力強く揉まれて、ふんにゃりする。休んでいようと働いていようと、肩こりは相変わらず。運動したり湯治でもしない限り、良くなるってことはないのだろう。たぶん。
--- 帰り道も、夜目にも白い木蓮を見ながら歩く。真っ白な花びらは、酢漬けにしたら美味しく食べられるんじゃないだろうか、ただきちさんはそんなことを言って笑った。
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