ちちやす日記   こんげつぶんきのうあしたかこぶん


2003年01月11日(土) 夜行性、深海棲の生きものっぽく
 夜の時間や、洞窟や深海などの永遠の闇に暮らす生きものは、太陽の光を浴びることはないのだ。と、ふと思う。夜勤や夜型の生活サイクルにあっても、人間は陽光を恋しがる生物なのだな。
 とはいえ、連休ともなると夜中に起きて本を読んだりネットを眺めたり(しばらくチャットしてなかったとゆーのに、正月以来はまっている〜)、夜更かしが度を越して昼夜逆転気味。社怪人(真っ当な「社会人」ではすでにない)としては大いに問題あり。好きな時間に好きなことしたいと思いながら、やっぱりお天道様のもとで真っ当に暮らしたくなる、本能と快楽への欲求のハザマで引き裂かれております(おおげさな表現)。

 近所の喫茶店に行ったら、やはりご近所組らしい一団の初老の男女に遭遇。声高に噂話をするもので、いやでも聞こえてしまう。ご近所の誰それ、と言ったところで分かるわけじゃないが、微笑ましいというか、コーヒーを噴き出してしまいそうになる。
 食事メニューも充実してて、内装も落ちついていて居心地が良い店。なにかの機会の避難所(?)にしよう。

 喫茶店に入るのは、12月中旬に愛知に(「名古屋に」とタイプしてしまいそうになるが名古屋市内ではなかった)行って、最強モーニングセットを体験して以来。300円で一通り揃った朝食が食べられるというのは、物価の高い地域に暮らしている身にはもはや、アメイジングな出来事である。街を歩いているとひんぱんに喫茶店の看板に遭遇する、住宅街のど真ん中にも喫茶店がある。そしてどこも繁盛しているらしい。というような喫茶店文化も自分には衝撃だった。ええなあ名古屋(←だから名古屋市じゃないって)、縁があったら引越したいほどだ。夏がめちゃくちゃ暑いというマイナス要因がなければな!

 寒いなか、思い立ってチャリで大きい書店へ。コミックス3冊ばかり購入。画材屋にも寄って、出たばかりのコピックのドローイングペン(顔料インキで万年筆タイプ)購入。ペンはさっそく使ってみたが、タチカワの同様の製品の方がペン先の具合が良いと感じた。
 でもやっぱ、ペン画はちゃんと丸ペンなどで描いたほうが線がキレイなのだ。当たり前ではあるが、横着するとクオリティが低下するのは必然。手軽さと気軽さと、時間と出来あがりをにらみながら、道具を選び、できることをするのだ。


かこぶんきのうあした
ちちやすになんか送る




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