ただきちさんはおでかけ。帰ってきて「疲れたから寝る」とのことなので、入れ替わりに出かける。
目的もなく歩いて歩いて歩いていたら、いきなり血行が良くなったせいかシモヤケみたいに足がかゆくなった。大きい書店とか巡る、さんざん迷って本を一冊。まんが喫茶でとぐろを巻いて数刻。 ただきちさんが出てくるとゆーので待ち合わせる。車で拾ってもらって、ファミレスに行くよと言われて、発進しかけたところに
メールが来た。
兄から。ばーちゃんが再入院だとのこと。追いかけて電話も来た。急変というわけでなく、大事をとっての入院で心配は要らないよと。
考えないようにしていたものがふたを押しのけ溢れ出す。
どうってことない。どうってことない。 連休後半、切符が取れたら帰ればいい。 無理しなくてもいい。
必死で自分に言い聞かせる。
こないだ読んだ清水義範の本に「突き詰め不全」というのがあり、(生半可な知識ではもちろん判断はつかないのだが)自分もそういう傾向があるように思われた。困難にぶちあたったとき、正面から相対するのを避ける。全力で逃げる。自分の弱い面、イヤな面。それは兄や父にも共通するものはあったと思う。
なんだかなあ。バランスがとても悪い。一度にひとつのことしか考えられない。楽しいことも、仕事のことも、自分の生活のことも、並行して処理しなきゃいけないのに、田舎のことを考えると気もそぞろになる。自分がちゃんと立って、足元をかためないといけない。しゃんとしろ、しゃんと。
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