荻窪経由、中央線で東京駅まで。改札を出て、地下鉄丸の内線乗り換え方面へ。ここの売店を見るだめだけに来たのだった(我ながらバカだと思う)。 来た甲斐はあって、たぶんないと思った目的の商品が再入荷したらしく、売っていた。ペンギン型のスクイーズ人形(ぎゅっと握って遊ぶ)、300円(このために運賃と時間をかけたと思うとバカバカしいので考えないようにする)。 タグもメーカーの記入も包装も何もないので「商品名はなんと言うのですか」と訊ねたら、「にぎってリフレッシュ」というのだと教えてもらえた。しかし後で Google検索 しても手がかりは見つけられず、相変わらず素性は謎。現物が手元にあるのに出自がはっきりしないというのも妙な話。
丸の内線で池袋へ。荻窪から東京までも、丸の内線で来ることもできたなと思う。大回りではあるが、ふだん乗らない路線に乗るのも旅の面白さ(なにが旅か)。
コミック・同人誌ショップ「とらのあな」へ。探している同人誌について店員さんに質問。ずいぶん時間をかけて確認してくれたのだが、在庫はなし、通販も終了したとの由。作者のサイトの記載では、「とらのあな」に小部数入荷しているはずだとあって最後の望みだったので、かなりがっくりくる。駄目でもともと、作者にメールしてみようか。『真夜中猫王子』の1巻と「マガジンZ」購入。
「マガジンZ」掲載の『仮面ライダー Spirits』、スーパー1編に突入。スーパー1はリアルタイムで見た記憶がなく白紙で読んだのだが、これがもう! SFごころをくすぐられまくり。「いつか太陽系の外へも……」ってあたり、勝手に感情移入して盛り上がってしまう。宇宙開発はロマンだねぇ。今回は「改造人間」でなく「(惑星)開発用サイボーグ」という切り口が良いです。アストロノーツたちにコードネームで呼ばれたりとかね。 敵役アスラも渋い渋い。いつもながら、後編までの一ヶ月が長いこと。誉めすぎかもだが、好きなんだから仕方ない。原典(原作、特撮とも)にさほど思い入れがないので、本歌取りの良さを十分に味わえない反面、先入観なしで独立したマンガとして読んで楽しめている部分はあるだろう。ゼクロス編に際しては、多少の予習が必要かとも思う(雑音も多いものの、2ちゃんねる少年マンガ板のスレッドは良い副読本になっている。熱い名無しさんたちに感謝)。
思い付きでふと電車に乗り、いつも行かない場所へ行く。元気があるわけではない、相変わらず、人に会って話をするのはおっくうな気分が続いている。なにかからの逃避であろうという気はしている。
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