「映画のワンシーン」
というのが第一印象でした。
バイトから帰ってきて一番最初に見たのが、もうもうと煙を立てる高層ビルと逃げまどう人の映像でした。「あれ?今日って映画やる日だっけ?」とも思いました。
映画の中の出来事が現実になっていました。
超高層ビルの爆破。しかも爆弾ではなくて、旅客機がつっこんだ、とのこと。
それがタダの事故ではなく、どうやら意図的に行われていたものだったということを知ったとき、やりきれないものを感じました。悲しいとも、悔しいとも、寂しいとも、憎いとも表現しがたい感情です。
何が起こったのかわかりません。
誰がなんの為にやったのかもわかりません。
ただ、ブラウン管は同じ映像を繰り返すばかり、アナウンサーは同じ事を言うばかり。
確かなのは、私が見ているものが、映画ではなく現実で起こっているということ。出来ることならこの後報復と称した大規模な戦争が起こらないことを祈るばかりです。
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