探偵さんの日常
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FBI本部の裏に「スパイミュージアム」がある。 外観は「1875年のイタリア風建築物で煉瓦造りの4階建て」 で立地条件もFBIの裏ということもあり、怪しさ満点である。 ミュージアムの中はというと、エレベーターにて3階へ行き ツアーがスタートするようだ。 常設展示が計7つのテーマ33部屋で構成されており、 3階から1階へと移動しながら見学できるしくみになっていて 展示場の所々には小さなシアターが設けられ、 実際にスパイの身に起こった出来事や事件なども 分かりやすく解説されている。
靴のヒール部分に隠された盗聴器
1960年代にソビエト連邦(今のロシア)のKGBが使用したもので ターゲットとなる人物の靴のかかとに、マイク、送信機、 バッテリーをしかけ、その靴を一番身近な人 (例えばホテルのメイドやクリーニングを届けるボーイ)が ターゲットの人物に履かせる。 その際にかかとの白いピンを抜くことで 送信機が作動する仕組みになっている。 ターゲットは「歩くラジオ局」と化し、 周り全ての会話がモニターされる。
コートのボタンにはカメラ
1970年代、KGB使用の軽量小型カメラF21は内密な撮影に用いられた。 冬用オーバーコートのボタン中央内側にレンズを仕掛け、 ポケット内に隠し持ったリモートシャッターにより撮影が可能。 撮影時のみにレンズが開き、見た目は普通のコートとして 着用可能なように、他の全てのボタンも隠しカメラ用の ボタンと同じデザインにそろえて作り替えられている。 この「ボタンに隠されたカメラ」非常に効果的であったため、 今でもどこかで使用が続行されているという。
口紅のピストル
1950年冷戦時代にKGBにより使用されたもの。4.5mm口径の1発装填型。 口紅に偽装しているピストルのため、簡単に女性用の小さな ハンドバックに収納が可能。 西ベルリン国境越えの検問にて初めて実物が確認された。
あなたの後ろに付けている探偵はいませんか?
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