探偵さんの日常
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2002年12月23日(月) クリスマスに彼女をモノにするための医学的根拠   







前回のつづきで再び探偵ファイルより抜粋です。





昨日は「好奇心」をテーマに書きましたが、今日は、「医学」がテーマです。




よく、ナンパの達人が「三番手から落とせ」と言います。
三番目に好きな子からくどけ、という意味です。
でも、これは逆効果。断られてもめげない人間なら、
女に困るわけがありません。ナンパの本がダメなのは、
成功者が書いているからで、一般人には何のタメにもなりません。
むしろ、読めば読むほど、どんどん自信が喪失するでしょう。
「街で100人に声をかけろ」とか、そんな凄いことができる人間は、
ナンパより英会話教材がバカ売れです。





誰でも、好きな異性に断られるのが怖い。その恐怖心に負け、
たいていの人間はあきらめてしまいます。断られた時のショックたるや、
大学の受験に落ちるより大きいことがあります。それは一体なぜでしょうか?
まず、その医学的メカニズムを知ることから始めましょう。





人はなぜ金持ちや権力者や一流大学や美男美女が好きなのか。
これは優性遺伝の法則、つまりDNAの命令です。
求愛が拒絶された場合、精神に大きな打撃を受けるのは、
優秀な子孫を残せないかも知れない、とDNA自体の恐怖が神経細胞を通じてあなたの脳下垂体に伝達されるからです。
ですから、DNAの恐怖心を消滅させておいてから求愛をするためには、
間違っても精子を貯めたまま好きな女の子にプロポーズしてはいけません。
必ず、告白する一週間前からオナニーをし続け、
性欲を消滅させておきましょう。性欲が無ければ、
緊張も平時の半分以下になりますし、
断られた時のショックもかなり軽減されるでしょう。





俗に「疲れマラ」と言いますが、これは、疲れたり、
病気になった時ほど、性欲が増す、という意味で、
人間は心や体が弱った時ほど子孫を残さねば
という意思が猛烈に強くなるのです。ちなみに、
1977年、この法則を研究していたフランスのドモール博士が、
何を勘違いしたのか「高嶺の花を望むのなら、
女性を徹底的に窮地に追い込め。さすれば彼女の抵抗力は弱まり、
それに反比例して性欲が高まるのだ」という論文を発表して世間の笑い者になりました。






余談ですが、ストーカーのDNAは、
劣勢遺伝子の超変異体なのだそうです。
(配列解析した学会の発表による)





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