いぬの日記

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2003年11月18日(火) コンビニのサンドイッチが食べたいけど高価い。

茜さんの日記で「秋休み一ヶ月計画中の引きこもり犬」というような感じの文章を見て、うっかり感心してしまいました。
おお、本当だ・・・。
なんとコメントしたらよいか分からないよママン。
(からくりサーカスの新刊を読んだもので)
人は真実の前に口を閉ざすものだね・・・。


人から、葉加瀬太郎のCDを焼いてもらった。
凄く良い。うれしい。
「Violinism」「Violinism 2」「Endless Violin」の3枚です。
泣けそうになる。
泣かないけど。
ツィゴイネルワイゼンを初めて認識しながら聴いた。
こんなに有名なのにねえ。
息が詰まる。鳥肌が立つ。涙がにじむ。うっとりとする。
バイオリンの、超音波みたいな高い音じゃなくて、艶のあるアルトっぽい音が好きだ。
切れ目なくつないで、伸ばして膨らませて、滑らかにする。
私はバイオリンの音を聞くと、湯煎で溶かした、艶のあるなめらかなチョコレートを思い出すのですが。
CMとかでありそうな、ぐるぐる混ぜてツヤツヤした、暗褐色のやつ。
傾けると重力のまま、粘度をもって伸びて、トローッとこぼれる。


この間借りてMDに落とした坂本龍一のベストアルバムも大変良い。
甘くてきれいで、それだけではない変なところもあるのがいい。
「ケイゾク」のエンディングテーマ、中谷美紀(字あってるかな?)が歌っていた「クロニック・ラブ」が、坂本龍一のカバーだってことを初めて知った。
ドラマを見たときも、この曲が好きだと思っていたので、こうして聴けて嬉しい。
坂本龍一が歌ってる原曲の方が面白い。
歌詞もタイトルも違うのです。
でも、歌手っぽくない彼女の細い声で歌っている感じが好きだったし、「クロニック・ラブ」というタイトルも好きなので、いいカバーだと思います。
音楽のことは良くわからんが。
私は好きだという意味で。
茜さん、ちゃんと録りましたので、いずれお渡ししますゆえ。



「からくりサーカス」30巻(藤田和日郎・小学館少年サンデーコミックス)
表紙に惚れました。
あー、私はこの人の漫画の表紙が好きだ。
ていうか、ルシール退場の巻と、この30巻の表紙が好きです。
勝(まさる)編(本編)の話です。
サーカス編は最近ナルミにーちゃんがエッライことになってて切ないので、勝編がいいなあ。
勝に初めて親友が出来そうです。
もう、二人ともかわいいったらないです。
平馬は一生懸命に男の子してますね。
百合姉さんのことを大事に思ってるのがすごく分かる。いいねえ、いやーかわいい。
変に美少年じゃないところがいいなと思います。
平馬のコートは、まさか元々そういうデザインだったりするのか?
初めて見たとき風の又三郎とかスナフキンとか色々考えてしまった。
登場したばかりの平馬はマジで憎たらしいキャラだと思いましたが、今ではかなり好きです。
男の子同士、喧嘩しつつ仲良くやってください。
勝くんがんばれ。私は君が好きだよ。
まっすぐで胸を付かれます。
しかし、勝くんはじゃあ、極度の筋肉鍛錬のせいで将来背がのびないんでしょうかね。
別に構わないけど(なにが)
最近物語が佳境に入ってきて、ああここまでこの漫画を読み続けて良かったなーと思ってたのですが、ちょっとまた話が展開しそうです。
てっきり収束すると思ってたのに。
ちょっと、結構込み入った話なので、あんまり話が広がると破綻しないかと思ってちょっとドキドキしてしまいます。
ほんとに余計なお世話なんですけど。
でも、佳境は佳境なんだろうな。
最近単行本買って読んで、面白いなと素直に思える数少ない少年漫画のひとつです。
続くと、どうしても最初の勢いが変化していくから、連載物は難しい。


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