いぬの日記

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2002年04月13日(土) 古書と本の一日

本日は、昨日がんばって受講したクラスの先生のガイドで、同じクラスの女子5人とともに東京駅〜神保町を歩いてきました。
皇居歩いて尚蔵館で皇室所有の美術品見て、国立公文書館行って特別資料展「花と行楽」を見て、神保町歩いて先生の行きつけの蕎麦屋でおごってもらいました。

そば美味かった。
本当に美味かった。
学生の独り暮らしでは決して食べられないような素敵なお店でした。
田舎そばっぽい太めで固めで香りの良いそばでした。
食べ方が変わっていて、薬味が5種類くらい出てくるんです。
そばは小さいおわんに3杯〜5杯くらいで1人前。
薬味は、かつお節、海苔、もみじおろし、長ねぎ、ウズラの卵、それに、たぶん口直しの梅干が、それぞれ小皿に入って出てくる。
私は梅干もそばにまぶして食べてしまいました。
ああ美味しかった・・・。
S目先生ありがとう。
で、そこで先生と別れて、皆で本屋回って帰ってきました。
えらいマニアックな一日でしたが、面白かったです。
希望者がいればそのうち国会図書館にも連れて行ってくれるそうで。
もちろん希望しますとも。

神保町の古書街では、古本屋には1件しか立ち寄らず、でかい新書店を3店くらい回りました。
古本屋は数人の希望で雑誌系の店に。
ダ・ヴィンチの数年前のやつとかはちょっと興味がありましたが、買うほどではなかったです。
田中芳樹解体新書号なんかはちょこっと危なかったけど。いやまあ。

新書店には、かなり私のわがままで最後まで回らせていただきました。
探してた本があったんですよ。
最後の店で見つけました。
・・・なのに、それまで回った新書店すべてで何らかの買い物をしていたのは何故でしょうね。
もう帰り道は荷物が重くて重くて。
ああ馬鹿。

「ONE PIECE」23巻 小田栄一(ジャンプコミックス・集英社)
「ヒカルの碁」16巻 小畑 (ジャンプコミックス・集英社)
「レディー・ヴィクトリアン」4巻 もとなおこ(プリンセスコミックス・秋田書店)
「犬を旅する」新美敬子(河出書房新社)
「1限目はやる気の民法」2巻 よしながふみ(SUPER BBC・ビブロス)
「悪魔の論理学」水森しずく(ECLIPSE ROMANCE・桜桃書房)

探していたのはよしながふみです。
何故かすごい探しました。
ないんだもん。何故?ってくらい。
探すのが恥ずかしいんですよね。これ。
恥ずかしさを怒りにすり代えてがんばって探しました。
ええもう。
つれの方々が追いつかないくらい素早く階段を駆け上がり。
できるだけお待たせしないようにというつもりもあったんですけどね。
「そんなにまでして、何を探していたの?」
「えー、言えないような漫画(うふふ)」
(「うふふ」じゃねえよ・・・)
(この後誰にも突っ込まれなかったんですけど。皆さん何を想像したのでしょうか)

ジャンプ・コミックスは、週刊誌読んでるし、そのうち気が向いたらちょっとずつ買うつもりでした。

「犬を旅する」
世界各国の犬の写真集です。
著者の新美敬子さんが世界中を旅して取りためた犬の写真。
彼女は犬猫の写真を撮ってらっしゃる方で、何冊か写真集を出版されているようです。
媚がなくて、表情豊かで、すごく可愛い写真です。
猫のもほしかった・・・。
「化け猫の作り方」という猫の写真集では、仔猫のころの写真と成描になってからの写真や嗜好を並べていく趣向になっていて、大変可愛いです。
血統証付から雑種まで色々な猫がいますが、どの猫も美猫で、仔猫はあくまで愛らしいのに、大きくなってからはふてぶてしくて個性的でたまりません。
いいなあ・・・ほしいなあ・・・。
犬の写真集は衝動買いでした。
さすがに犬猫そろえるほどには理性を失っていなかったんですね。良かった・・・。

「悪魔の論理学」

これについては、笑。笑。
ええと。ほしかったんです。それだけ。
あと、今までどこをのぞいても見つからなかったものだから、つい。
ああ・・・くそう・・・。いいんです。ほしかったんだから。でも、ああ・・・。
(色々思うところがあるらしい)


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