どうにもならない。
夕方会社を飛び出す。 歩いて20分、 駅への道のりはほどほどに遠い。 町工場の前を横切り、 大きな通りに沿って歩く。 途中で住宅街に入り、 なつかしい庭先の草木をみる。
眼が疲れているのかな。 まわりがぼんやりして遠くがはっきりとしない。 眼の奥にビニルのくずを詰めたみたいに、 がさがさぼんやりきらきらする。 一日中パソコンに向かっているのだからあたりまえか。 こんなに毎日風が冷たいのに、 眼が熱い。
なんでこんなにつかれてるんだろ? 事務所で、一般職で、女の子(ちゃんと猫をかぶっているから)で、 たいしたことはやっていないはずなのに。
起きて、 会社にいって、 ご飯つくって、 片付けして、 寝るだけ。
なんにもたいしたことしてない。
ただ。 ひとは生活をするために、 こんなにも会話をせずに生きていける。 だれにも好かれず、 興味ももたれず、 ひとりでいきていける。 だけど私にはさみしすぎる。
チャットや出会い系サイトにはまるひとがたくさんいる時代。 その気持ちがわかる気がする。
それでも、 それすらも出来ないいくじなしの私。 何をしてるんだろ。
にっちもさっちも。
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