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| 2003年01月01日(水) | 平成15年の新春を迎えて |
平成１５年の新春を迎えて
本年は羊年で今までの未年は満州事変、第三次中東戦争、ソ連のアフガン侵攻と国際紛争が多く、米国のイラク・北朝鮮問題など「平和と戦争」に危惧を感じる年であります。
目を目黒区に転じますと、正月六日より新総合庁舎での業務が始まります、新庁舎への財源確保には規定の事業に影響を及ばさずに、跡地売却を主にして区民に愛される庁舎となるよう尚一層のチェクをしてまいります。
暮の２７日に平成１５年度予算原案の内示が示されました、８７４億３千８百万円余の当初予算です。
昨年度までは一千億余の予算でしたが、二百八億余の新庁舎の経費がなくなり平成9年度より6年ぶりに８００億円台の予算となりました。
歳入面でまだ未確定部分がありますが、区の預金とでも言いましょうか基金を取り崩して６０億円余を繰り入れております。
平成１５年度末の基金の残高は４６億円余となりまして、その内取り崩せない基金もあり、今後の財政計画は瀕死の状態に陥ります。
尚一層の行政改革を推し進めて行かなければなりません。
スクラップ・アンド・ビルドの精神で区民の目線に立って緊急度高い施策には積極的にチァレンジして削減や受益者負担の原則は堅持して行かなくてはなりません。
本年は統一地方選挙の年に当たります、我々目黒区の議員も改選を迎えます、
四月二十七日が投票日になります、その前の週に東京都知事の選挙が有ります。
頑張って参ります、本年もよろしくお願い申しあげ
新年のご挨拶といたします。
