forget-me-not

2009年01月27日(火) ありなのかもしれない。

今日は、エクセルの講習会に行ってきた。

一回、行ってみたかったんだ。
今までで、とことん自己流で通してきたし。

そしたら、目からうろこが落ちる落ちる。

なんか、今まで馬鹿みたいに時間をかけてきた作業が
3分の1程度の時間でできることがわかった。

もっと早く行っていれば良かったな。

・・最近、時間があふれんばかりにあるものだから、
いろいろと余計なことを考えてしまう。

つくづく思うのは、お金も時間も余計にあったって
ろくなことがないってこと。

・・私は思い込みが強い。

柔軟性もない。

融通も利かない。

曲がったことは嫌い。

物言いがはっきりしている。

異性にもてない。

負けず嫌い。

コンプレックスが強い。

人との距離のとり方がわからない。

素直になれない。

母親が苦手。・・というか、怖い。

実家を避けている。

他人が苦手。

キャパが狭い。

ズボラ。

一方、そんな自分は、人よりちょっとばかり特殊な能力があり、
運が強く、特殊な道を選んで進んできたと思っていたけど、案外
なんら特別ではないことに気づいた最近。

自分なんていなくてもいろんなことがまわるし、
みんな幸せに生きているし、私のがんばりや悩みなんて
広い世の中取るに足らないこと、と思う。

先日、友達に会った後、たまたま見かけた占い師のお店の
のれんをくぐってみた。

その占い師の女性。
60代後半だろうか。

金髪の髪。
書類やお菓子が煩雑に置かれ、べたべたした臭いが漂いそうな
不潔な机。
ヤニで黒くなった出っ歯。
妙に長い小指の爪。
酒やけのようなしわがれ声。

魔女っぽいな、と思った。
お金をこよなく愛する魔女。

そんな魔女に言われた。

去年の私は、全てにおいて「あてが外れた年」だったと。

自分がまさにそう考えていた矢先だったので、
言い当てられたことにびっくりした。

仕事も、妊娠も、体のことも、職場の同僚も、いろんなことも、
こんなはずじゃなかった、と思うことが立て続けに続いた一年。

魔女いわく、私が結婚して今の新居に移った時期が
悪かったそうだ。

だから、いったんは実家に戻って、
また正しい時期が来たら再び新居に戻るように、
でないとあてはこれからも外れ続ける、、と。

その時期を知りたいなら、別途3000円払え、だと。

こんな貧乏くじのような運気、変えられるものなら
ぜひとも変えたい、と一瞬思った。

でも。。

だからといって、この魔女にまたお金をつぎ込んでまで
それを探るのもどうなんだろうと思った。

いつまで、他人に自分の人生をコントロールさせるつもりなんだ、私。

なんかもう、最近、流れに抗わず身を任せるのも
ありなのかな、と思っている。

良いことも、悪いことも、先回りして知ったって何になるんだ。

人の幸せを妬んでも、何の得にもプラスにもならない。

不器用だけど、周りに感謝して笑顔で気持ちよく過ごしていれば、
多少痛い目にあっても、総じてそう悪い人生にはならないんじゃないか。

もういい加減、目に見えない何かを警戒したり、
忌み嫌ったりすることに疲れてしまった。

もっと肩の力を抜いて、

何も考えずに生きるのもありなのかもしれない。






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