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2012年09月03日(月) 遊戯王ゼアル感想−第70話 「戦慄の最凶龍現る!偽骸神龍(ぎがいしんりゅう)ハートアース・ドラゴン」


遊戯王ゼアル感想−第70話 「戦慄の最凶龍現る!偽骸神龍(ぎがいしんりゅう)ハートアース・ドラゴン」
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【今日のお言葉】  

    フェイカー爺 : 友も仲間も…バイロンもそして一馬も、彼らを生贄にして私は異世界の扉を開くことに成功した…

後半5分…カイトに吹っ飛ばされてからのフェイカー爺の告白がすべてを持っていきましたね…。
「すべてはハルトの命を救うためなんだよ…、息子には心配をかけたくなかったから何も言わなかったんだよ…」と、一人で苦悩し耐える父親を前面に出してきて、チビッコたちを丸め込もうとしましたが、私は「ええぇぇ(´Д`) ぇぇええ」という言葉しか出ませんでした。
ハルトを救うという大義名分で友だちは殺すし、カイトには人の魂を狩らせて体をボロボロにさせるし、ハルトからは人間らしい感情を奪い取ってゴミ集積所で働かせるし…。
おまけにスフィア砲の一部にしてバリアン界に撃ち込むって言ってたじゃん!ヽ(`Д´#)ノ
フェイカー爺は言っていることとやっていることがメチャクチャで、私はひどくガッカリしました。
泣いたりするところは…唖然でした。(´Д`) ハゥー

視聴者を驚かせたくて、今まで色んなことを隠してきたんでしょうが、後出し満載の展開は脚本のゴリ押しにしか感じられませんでした。
5D'sの時もさんざん書いたけど、セリフで全部説明するんじゃなくて、描写を入れて欲しいです。
「嫌がらせをされる→実は家族を救うためにやった→許す」こんなのばっかです。

ハルトは小さい時から病弱だったそうですが、母親はどうしていたんでしょうね。
死んじゃったの?
なんで産んでくれた人の情報はまったく出さないの??
母親出すと話に差し障りがあるから?
親子の情を描くのに母親不在を通す理由が良くわかりません。
話に深みを出すためにも家族関係の情報はちゃんとあった方が良いと思いますし私は知りたいです。


カイトは命に替えてもハルトを守ると言っていましたが、この熱すぎる想いはどこから出てくるんでしょうね。
可愛いから?
フェイカー爺もカイトもハルトに人生を懸けすぎているような気がします。
もちろん家族なのだから肉親を大切に思う気持ちは分かりますが、逆にカイトとフェイカー爺が互いにやっていることは家族以下の冷たさで、この温度差に違和感を覚えました。
フェイカー爺はハルトを想う気持ちと同じ愛情でカイトにも接して欲しかったです。


いきなり話に飛び込んできた「バリアン」殿!
殿は「紅蓮の悪魔でごじゃいます」と言っていた妖精にそっくりですね。
アストラル界が欲しくて暗躍しているみたいですが、手に入れて何をしようとしているんでしょうか。
っつーか、いきなり現れてラスボスですから!と言われてもなんだかなーです。


文句ばっかり書いていてもアレなので…良かったところも書きます。
カイトがシャークさんのことを「凌牙」と親しげに呼ぶところは良いなと思いました。
固い性格のカイトがちょっと柔らかく煮えてきたなという感じでした。
私はこういうカイトが見たかったわけです。


【絵とか脚本とかデュエルとか】


「ハートアース・ドラゴン」は見た感じがポケモンみたいでした。
名前は怖そうだけど見た目は全然ちがいますね。
うねうねしているだけで、攻撃シーンも印象に残らないし、効果発動しているだけで終わってしまったような感想を持ちました。


遊馬たちは頑張りましたね。
一生懸命に闘う様子はカッコ良かったです。
除外で発動とか、面白いシーンもありました。
カイトがちょっと赤くなって目立っていたなと思いましたが、このメンバーだとどうしてもカイトの演出が過剰になるのは仕方ないですね。


「次回予告」
    遊馬:オレたちの前についに姿を現したバリアン!
    その強大なチカラになす術もなく追いつめられていく
    オレたちは希望を、未来をあきらめてたまるかよ!

    アストラル:カイト…まさかキミは…

    遊馬:アストラル、今行くぜ!
    アストラル:私たちのチカラを!極限まで高めるのだ!
    遊馬:ゼアルウェポン!オレにチカラを!!


    遊馬:次回 遊戯王ゼアル 「奇跡のかっとビング!未来を切り開けゼアル!!」


    遊馬:託された想い、全部受け取れ!!


    あの殿様はどこから湧いてきたの?
    フェイカー爺とバリアンの超融合体???
    なんか予想を超える展開でちゃんとついていけるか心配です。


    ゼアルウラになるとカードの引きも自在に操れるようになるからデュエルの緊張感はなくなりますね。
    まぁ相手も出したいカードを出せるような設定になっているんでしょうから、どっちもどっちですね。
    でもちゃんと良い闘いを見せて欲しいです。


【今日のクロたれとノスたれ】

    久しぶりにクリクリという声を聞いたクロたれとノスたれ!
    どこから聞こえてくるのかと思ったら、なんとカイトが召喚した「クリフォトン」だった!
    久しぶりのクリボーファミリー登場で、ちょっと興奮気味のクロたれとノスたれ!
    さっそくあいさつに出かけるのであった!


    クロたれとノスたれ


    あいさつに来てくれて大感激のクリフォトン!
    帰りは送りますよということで、クロたれとノスたれも背中に乗せもらったが
    大勢で送ってくれるので、ちょっとテレるのであった…


作画監督=Kim Hye jeong
脚本=吉田 伸
絵コンテ=須永 司
演出=李カンミン


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